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日本最大のGMOフリーゾーン看板が、那須塩原駅前にお目見え!

日本最大のフリーゾーン看板が那須高原にお目見え

今、日本各地では「遺伝子組み換え作物・食品(GMO)をつくらない、取り扱わない、食べない」ことを宣言した「GMOフリーゾーン」が続々と生まれています。この12月には、那須塩原の駅前にGMOフリーゾーンを宣言した日本一大きな看板が、生活クラブ農産物の提携生産者によって立てられました。

組合員もカンパで参加。GMO拒否の気持ちが大きな看板に結実

清々しい晴天に恵まれた12月11日、栃木県のJR那須塩原駅前で「GMOフリーゾーン」の看板除幕式が行われました。
  GMOフリーゾーンとは遺伝子組み換え拒否地域のことで、農家や加工業者が自ら管理する地域で遺伝子組み換え作物の栽培、取り扱い、消費をしないことを宣言し、キャンペーンの看板を立て地域にアピールする運動です。
  今回宣言をして看板を立てたのは、生活クラブの提携産地である栃木県開拓農協の中の生産者のグループ、「黒磯きゅうり部会」「黒磯ブロッコリー部会」「黒磯キャベツ部会」、さらに米の生産者グループの、「どではら会」と「とちぎ生活クラブ生協提携産地連絡協議会」です。
  この看板は、何と横7メートル・縦2.3メートルという大きさを持つ日本最大のもの。建設には、消費者である生活クラブ東京と生活クラブ栃木の組合員もカンパという形で参加しました。この日は、自分たちがカンパして立てられた看板を見ようと、東京・栃木を合わせ10名ほどの組合員を含めた関係者60名以上が参加。なかには子ども連れの姿もあり、除幕の瞬間を皆暖かい拍手で見届けていました。

「フリーゾーン宣言は、遺伝子組み換え拒否の第一歩

どではら会会長の伊藤豊美さん

 生活クラブは10年前から遺伝子組み換え食品を原則的に使わない食材に取り組み続けてきました。(生活クラブの遺伝子組換え対策についてはこちら)しかし、個人の消費者や生産者レベルでの取り組みでは限界があるのが現状です。なぜなら遺伝子組み換え作物が一旦持ち込まれてしまった地域では、意図せず流出した種子が自生したり、交雑してしまうケースがあるからです。

生産者と消費者、想いはひとつ

生活クラブ栃木・理事丸山美佐さん

 那須塩原の除幕式では、生活クラブ栃木の理事・丸山美佐さんと生活クラブ東京の理事長・和田安希代さんがあいさつしました。2人とも消費者として遺伝子組み換え拒否の気持ちを表明し、「生産者の皆さんに感謝したい」とお礼の言葉を述べました。
この日参加した人たちの共通の想いは、「今日がスタート」。「この那須の大地から、食の安全と安心を全国に発信したい」と力強く話すのは、今回の看板設立に尽力した「どではら会」の会長・伊藤豊美さんです。年間400~500万人もの観光客が訪れる那須塩原で、この看板を目印に「遺伝子組み換え拒否」の考え方が広がることを願い、今後も活動を展開していくと誓い合っていました。

生活クラブ東京理事長和田安希代さん

※日本でのGMOフリーゾーンの登録・宣言方法ついては、下記サイトをご参照ください。
http://www.no-gmo.org/new/2005/gmfreezone.htm
※参考文献
「拡大する遺伝子組み換え作物栽培禁止地域 GMOフリーゾーン欧州会議に参加して」天笠啓祐(「世界」2005.4)

MOフリーゾーン宣言をした生活クラブ提携生産者一覧(2006年11月24日現在)

                 

都県 グループ名 農家数 登録面積
山形県 庄内みどり遊佐地区農政対策推進協議委員会  約1,340人 3,080ha
栃木県 とちぎ生活クラブ生協提携産地連絡協議会 約250人 375ha
東京都 農(みのり)安心ネットワーク 65人 51ha
神奈川県 生活クラブ運動グループ地場野菜生産者協議会 89人 57ha
千葉県 元気クラブ 186人 461ha
埼玉県 埼玉県青果物生産者連絡協議会+三日ヶ谷米くらぶ 約60人 199ha
  合計 約2,000人 4,223ha