生活クラブ活動情報

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生活クラブの主要消費材は100%産地提携です!

100%産地提携

豚肉

豚肉
産地提携(産直)率100%、しかもNON-GMO飼料、そして飼料自給力向上をめざす耕畜連携(山形)

米

お米
産地提携(産直)率100%、産地精米・飼料用米生産も実施(山形)

牛乳

牛乳
産地提携(産直)率100%、しかもNON-GMO飼料、そして飼料自給力向上をめざす耕畜連携(千葉)

卵

産地提携(産直)率100%、しかも国産品種「さくら」「もみじ」、NON-GMO飼料

鶏肉

鶏肉
産地提携(産直)率100%、しかもブロイラーでは唯一の国産品種「はりま」、NON-GMO飼料

農産物

農産物
提携・指定産地率100%、肥料・農薬・栽培記録・検査・包材など100項目以上にわたる自主基準

牛肉

牛肉
産地提携(産直)率100%、しかもNON-GMO飼料、そして成長ホルモン剤も無投与

深化し続ける生活クラブの「産地提携」だからこそ、できること

 残留農薬や添加物、BSE問題や遺伝子組み換え作物など、食品に関する不安なニュースが絶えず流れている昨今。本当に安全な食材を手に入れたいと思ったら、意志ある生産者と直接提携し、本当に必要な食材を作りだし購入することが一番です。
 私たち生活クラブでは信頼関係で結ばれた提携生産者とともに、米や野菜、肉などのあらゆる食材の生産を確認、すべての過程において独自の管理基準を設け、問題あるものは使いません。そして生活クラブの主要な消費材はいわゆる産地直送。それはいたって当たり前のことだから、今まであえて「産直」とはうたってきませんでした。生活クラブの手法をあえて表現するなら「産地提携」という言葉が、最もふさわしいのではないでしょうか。現在は豚肉、お米、牛乳などの主要消費材で、100%産地提携を実現しています。
 そしてもう一つの大事なことが、環境問題への取り組みです。大量生産、大量消費のこの時代、私たちが考えるのは「使い捨てるのではなく、資源を循環させる」こと。例えば使い終わったビンをきれいに洗浄、消毒して繰り返し使う「リユース」活動やペットボトルの不使用、配達仕分け袋のリサイクルなどにより、大量のCO2削減に成功しています。

「こめ育ち豚」の取組み

こめ育ち豚

豚肉、飼料自給、循環型農業。この三つを結びつけるのが「こめ育ち豚」。生活クラブの「遊YOU米」の生産者である山形県JA庄内みどり遊佐支店のお米を飼料に10%混ぜて育った、平田牧場の三元交配豚の進化版のことです。餌の国内自給の向上と地域循環を目指す、こめ育ち豚への取り組みが現在進められています。

お米を食べると豚はもっとおいしい

 こめ育ち豚とは文字通り、お米を食べて育った豚のこと。豚が食べるお米とはもちろん炊いたご飯ではありません。飼料用の玄米を通常の飼料に10%混ぜて食べています。
 では、お米を食べると豚肉の味が変わるの? この問いには「はい」と答えられそうです。こめ育ち豚と、通常の平田牧場三元豚とを比較してみました。結果、飼料用米を配合した豚の脂肪は白く溶けやすく、食味については、色、やわらかさ、香り、味のすべてで通常の肉を上回ったのです。

国内自給向上と地域循環を目指す

 「遊YOU米」のふるさとは、鳥海山からの清冽で豊富な雪どけ水に恵まれ、水田がいちめんに広がる米どころ。しかしここでも、農業者の高齢化と後継者不足に加えて米の需要も減り、今後は米を作らない田んぼ、いわゆる耕作放棄地も出てくるのではないかと心配されています。一方、平田牧場の豚の飼料は、ほとんどが輸入飼料。それならば水田が放棄されないうちに飼料米をつくり、豚に食べてもらおうではないか、ということで2004年に本格的にスタートしたのが「飼料用米プロジェクト」。このプロジェクトは、遊佐町、JA庄内みどり,山形大学、平田牧場、生活クラブ生協などが提携し、平田牧場の堆肥も使用して飼料用米を生産することで地域循環型の農業に近づけ、飼料自給率を高め、水田を守り水をも守ることを目指しています。25%というきわめて低い日本の飼料自給率。他方、お米は自給率100%を越えて余り気味。飼料用米プロジェクトは、このアンバランスを修正していく先進的な試みとして、現在注目を浴びているのです。

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「稲発酵粗飼料いねはっこうそしりょう」の取組み

稲発酵粗飼料いねはっこうそしりょう

千葉県では、稲を発酵させた飼料を乳牛に与えることで、おいしい牛乳づくりの取組みが進んでいます。「牛がおいしそうに食べる」と評判の稲発酵粗飼料(ホールクロップサイレージ)は、耕畜連携、循環型農業の鍵を握る新しい動きでもあります。

乳牛たちも、美味しい飼料に大満足

 「稲の粗飼料は、牛の大好物のようですね。穂先を見つけると、我先に食いつきます。残すことはまずありません」。
 千葉県は茂原市・桂牧場の伊東喜久夫さんは、こう言って目を細めます。ラップされた稲発酵粗飼料が積み上げられたビニルハウスの中は、漬け物のような独特の匂いが漂います。どこか甘酸っぱく、牛の食欲が増すというのもうなずけます。伊東さんは生活クラブに30年来牛乳を提供している千葉県・外房の新生酪農クラブのメンバー。

転作しにくい田んぼでもつくれて、農薬使用量も少ない

 伊東さんの牧場で使っている稲発酵粗飼料は、同じく外房の千葉県旭市の稲作農家がつくったもの。「稲発酵粗飼料は食用米の余剰生産を抑えつつ飼料の自給率を上げていくという、大きな可能性を秘めています」。
 そう話すのは、旭市農水産課の柴田大輔さん。現在は合併で旭市となった旧干潟町は千葉県最大の穀倉地帯で、かつては「干潟八万石」と呼ばれる強湿田が多く、転作に向かない地域とされてきました。畑地への転作が難しいため、地域の特性を生かそうと2000年より町主導のもと、積極的に稲発酵粗飼料事業を進めてきました。

地域循環型農業のモデルケースに

 国産でしかも地元でつくられる稲発酵粗飼料は、輸送コストの面からも畜産農家に歓迎されています。空中防除は行わないなど使用農薬量が少なく、安全性も高いのです。さらに、循環型農業のモデルケースとしても、この取り組みは全国的に注目を集めています。稲発酵粗飼料を食べた牛の排泄物でつくった良質な堆肥を水田に入れることで、減農薬・減化学肥料の米づくりができます。
 現在、「畜産牛がおいしくなった」「乳牛の食いつきがとてもよい」といった声が畜産農家や酪農家から集まり始めています。今もおいしいと評判の生活クラブの牛乳が、稲発酵粗飼料への取り組みで、ますます安全でもっとおいしくなる可能性があるのです。今後が楽しみですね。

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