生活クラブ活動情報

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自慢の「パスチャライズド牛乳」を飲み続けよう!

 

牛乳キャンペーン活動がスタートしました

「安心して飲める牛乳をみんなで購入して、分かち合おう」と、1965年に牛乳の共同購入からスタートした生活クラブ。以来、牛乳は代表的な消費材として組合員に愛されてきました。ところが近年、組合員の高齢化などの理由から牛乳の利用が減少しています。「このままでは生活クラブの牛乳が飲みつづけられなくなる…」、そんな危機感から「牛乳キャンペーン」活動がスタートしました。

評判の“美味しい”にはワケがある、生活クラブの牛乳

 生活クラブはもともと、牛乳の共同購入運動から始まった生協。生産者と協力して直営の工場をもち、NON-GMOやPHFの飼料を与え健康的な環境で牛乳を搾っています。72度15秒間殺菌で熱による成分の変性をおさえ、栄養価も風味も国内トップクラス。そのうえ軽量で丈夫なリユースビンを使い、環境への配慮もばっちり。さらりとした飲み口で牛乳本来の甘みが味わえ、「生活クラブの牛乳はとても美味しい!」と、誰もが自慢したくなるような消費材です。
  このような牛乳を飲めるのは、組合員から届けられたタオルで牛の乳房を拭き衛生管理を徹底するといった、生産者の日々の努力があるからこそ。飼料の自給率を上げるため、稲発酵粗飼料や、TMR飼料(混合飼料)の取り組みを始めたり、牛糞を堆肥にするといった「耕畜連携」にも積極的に取り組むなど、よりよい牛乳を目指して様々な努力が続けられています。
  ところがここ数年、牛乳の利用は年々落ち込み続けているのです。

なぜ、牛乳が余ってしまうの?!

 生活クラブの牛乳工場である新生酪農クラブの1日の生産量は、2005年度実績で900mlビン4万9,800本。千葉工場と栃木工場で1日6万8,000本が採算ラインとされるなか、目標値を大きく割り込み、しかも2006年度はさらに低下する見通しです。一時はしぼったものの消費しきれない余乳が27%にのぼるという、危機的な状況に陥ったこともありました。
  一般市場では、お茶やスポーツドリンクといった清涼飲料水の需要が高まり、それと少子高齢化の影響で牛乳の消費量は年々落ち込んでいます。牛乳自体も、成分無調整の牛乳から、低脂肪乳などの成分調整牛乳へと消費傾向が変わってきています。生活クラブも組合員の高齢化や子どもが独立したため牛乳の消費量が減ったり、また、「低脂肪乳をつくってほしい」との要望が高まっているのが実情です。
  このままでは、みんなで育ててきた生活クラブの牛乳を飲み続けられなくなるかもしれない…。そんな危機感から生活クラブでは、一昨年より牛乳の利用拡大を呼びかける「牛乳キャンペーン」をスタートさせました。

もっと飲みやすく、注文しやすく

「生活クラブには胸を張れる消費材があまたある中で、牛乳はもっとも代表的な“象徴材”なのです」。

神奈川牛乳集会2.27・牛乳事業の再構築をめざして

2月27日、新横浜のオルタナティブ生活館で行われた「神奈川牛乳集会2.27」。生活クラブ連合会の加藤好一会長による「牛乳事業の再構築プロジェクト」報告での一コマです。今年度の牛乳キャンペーンは、2月27日、神奈川単協で行われた「神奈川牛乳集会」を手始めに、全国の単協で順次開催されます。千葉単協では、千葉県旭市で行われている稲発酵粗飼料の取り組み報告や、牛乳の栄養についての理解を深める講演を、埼玉では牛乳活動の展開についてグループ討議を設けるなど、単協ごとに牛乳の利用結集に向けた大会を行います。その後、センターごとに牛乳のサンプルを配る、牛乳サロンやミルク教室を開催する、産地での酪農体験の実施など、独自に活動を展開。新規加入者への呼びかけや組合員の利用人員率を高めていきます。

  今年1月からは、週2回配送の前半と後半の利用本数を変えて注文できるようにしたなど、牛乳をもっと利用しやすい環境も整備されつつあります。 
  現在、「みんなでTRY!」で低脂肪牛乳の開発も検討中。低脂肪乳というと脱脂粉乳を水で溶いたものを想像しがちですが、「生活クラブなら、エサまでこだわった牛から搾ったままの生乳をまるごと使った低脂肪乳をつくることができます」と、新生酪農の鈴木猛さんが神奈川で報告。また、抜いた脂肪分については乳製品への有効活用も検討中です。
  「生活クラブの牛乳は、日本の農業の鑑(かがみ)です」と語るのは、生活クラブ連合会畜産課の鮱名定昭。「安全、美味しい」だけではなく、自分たちで工場を持って価格を設定し、日本の農業の今後、乳牛に与える飼料、自給率の問題、容器のリユースなど、生産から廃棄まで考えたパスチャライズド牛乳は、生活クラブのこだわりのすべてを現している飲み物なのです。
  生産者の高橋光雄さんは神奈川大会でこんな力強いメッセージを発しました。「この状況をみんなで力を合わせて乗り越えていけば、これからも牛乳は絶対に大丈夫!」。単なる飲料としてではなく食料として私たちの健康な体をつくり、日本の農業の未来も支える生活クラブの牛乳。たくさん飲んで、また、お友だちにも勧めてみてください。絶対にソンはないですよ!
     

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                         ♪パス乳応援歌は、コチラから

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