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お待ちどうさま!CO2が、さらに削減になる900ml超軽量Rびんが「温州みかんジュース」でスタート

超軽量Rびん温州みかんジュース

これまで500ml、360ml、パスチャライズド牛乳のびんでも実施されてきた「超軽量Rびん」。いよいよ22週企画から「温州みかんジュース」900mlでもスタートします。超軽量Rびんは、従来のRびんよりも約40%軽量化されており、原料製造から廃棄までのCO2(二酸化炭素)排出量も約25%程度削減されます。

従来のRびんより40%も軽く!

  空になったびんはキャップ部分を取り外して返却し、再使用してもらう??もうおなじみの生活クラブのRびん。生活クラブの容器再使用活動「グリーンシステム」の主役です。そのRびんが進化していることをご存知ですか?
? 「ひと昔前は、牛乳びんは牛乳屋さんに、お酒やジュース、お醤油などのびんは酒屋さんに返却して再利用されるのが当たり前だったんですよね。今では『重い、割れる』という理由で再使用するびんが敬遠されています。そこで生活クラブが加盟している『びん再使用ネットワーク』では、1998年から『日本ガラスびん協会』と共同でその課題に取り組んで来たのです」
  こう話すのは、びん再使用ネットワークの事務局を担当している生活クラブ連合会組織運営室の山本義美。びん再使用ネットワークとは、生活クラブを含め生協6団体で構成する組織で、Rびんを共同開発し、その普及に努めています。
  今回、生活クラブの「温州みかんジュース」900mlに導入されることになった「超軽量Rびん」は、すでに500ml、360ml、パスチャライズド牛乳びんに使用されてきた超軽量Rびんと同じもので、このネットワークで共同開発したもの。ガラスびんの外表面にウレタンコーティングを施すことで、繰り返し使用してもほとんど劣化せず強度の維持が可能となり、従来のびんと比較すると約40%も軽量化されています。
  ちなみに内容量が1000mlから900mlになったのは、Rびんの普及を進めるびん再使用ネットワーク内での規格統一のためで、生協間の垣根を超えて取り組む姿勢の反映でもあります。

 

使えば使うほど、CO2排出量削減とコスト削減に

 「これまで1000mlで530gだったびん単体が、900ml の超軽量びんになると310gになります。生活クラブ全体で年間140万本供給していますので、とても大きな減量になります。みかんジュースの総利用量が変わらない(本数は10%UP)として計算すると、年間で約260トンも減量することになりますよ。それに、びんの原料製造から廃棄までのCO2排出量

籠入りRびん

を従来のRびんと比較すると、25%も削減されるんです(500mlRびんの場合)。」と山本は説明する。
超軽量Rびんの製造から廃棄までのCO2排出量は、製造段階が約9割を占めるそうなので、再利用の回数が多くなればなるほど削減量がアップするわけです。
「超軽量Rびんは、50回以上も使えます。現在、生活クラブのびん回収率は75%ほどで、25%は捨てられています。『もったいないので、もっと回収率を上げましょう!』と言いたいのです」(山本)。
使用回数を増やすには、返却することが第一歩。Rびんを資源ゴミとして出し、リサイクルした場合の二酸化炭素排出量は、リユース(4回使用、回収率75%、500mlの場合)の約3倍にもなってしまいます。
   また、軽量化によって流通にかかわる労力の削減も大きなメリットです。返却されたRびんは、びん商に回収・洗浄され、生産者のもとへ戻される、という流れをたどります。超軽量化により回収用コンテナ(16本入)1個当りで2.4kgも軽くなりますから、働く人にとっても、やさしくなります。

たくさん飲んで環境と生産を支えよう

 2001年に、びんの中で一番供給量が多い500mlびんを超軽量化した時は、剥がしやすいラベルの糊を新たに開発し、注ぎやすく取り外しが可能なヒンジキャップの改良も進めました。試験的に導入した後に、びん再使用ネットワークが各生協の組合員に行ったアンケート結果では、「全体として使い勝手がよくなった」と評価している人が96%にも上ったそうです。2004年から360mlびんを超軽量するさいには、それまで2層だった外表面のコーティングを改良して1層にしています。そして今回、900mlびんの超軽量化は温州みかんジュースのみでの導入ですが、1000mlびんを使っているもう一種類の消費材である丸大豆醤油でも、段階的に取り組んでいく予定です。
  最後に山本は次のように付け加えました。
「生活クラブの温州みかんジュースは、濃縮還元では味わえない、搾ったままの《本物》の美味しさ。しかも価格は、市販の3分の1程度です。組合員のみなさん、ペットボトル入りの市販品ではなく、超軽量Rびん入り温州みかんジュースをたくさん飲んで、環境負荷の削減と生産を支えてくださいね」