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「CO・OP共済」と「保険」は、ここが違います

給付の掘り起こしを積極的に行う「CO・OP共済」

 「生活クラブの共済は大丈夫なのかしら」――今春、新聞やテレビをにぎわせた生命保険会社の保険金不払い問題から、保険会社の実態が次々に明らかにされて、不安を抱いた方も多いのではないでしょうか。私たちが安心して頼ることのできる保障とは、いったいどのようなものなのでしょう。生活クラブの共済は、果たして――

 生活クラブで扱っている「CO・OP共済」は、組合員が困ったときに支えあうことを基本理念として日本生協連合会の会員生協によって、つくられた保障制度です。共済は非営利で運営されていることから、掛け金が安く、近年とくに注目されてきています。
  「CO・OP共済」の医療保障《たすけあい》で、2006年度に生活クラブの利用者に支払われた共済金は4億2813万円。延べ人数では1万1082人に対して支払われました。生活クラブの《たすけあい》加入者はおよそ7万6000人なので、加入者の約14%、6.9人に1人が給付金を受け取った計算になります。なぜこのような高い支払件数が実現しているのでしょうか。

6.9人に1人もが共済金をもらえるわけは

入院1日目から給付の対象に

 第一の理由は、保障される範囲が広いこと。連合会共済事業部・三好規部長によると「CO・OP共済は短期入院やケガ通院などに対する保障が手厚いのです。小さなケガでも給付がされる。生活クラブでは大人も子どももケガ通院の利用件数がいちばん高いです」。
  たしかに《たすけあい》では、現在募集している全てコースが入院1日目から給付の対象になりますし、子ども用の「ジュニア18コース」と「女性コース」、「医療コース」ではケガ通院が1日目から保障されています。
(詳細はhttp://www.seikatsuclub.coop/aid/medical.html
  実際に給付を受けた組合員のアンケートを見ると、「ケガ通院がわずか2日。請求しようかどうしようか迷ったが、思い切って出してみたところ、すぐに6,000円が振り込まれた」「1日だけの通院だったが諸検査などで費用がかかった。給付金が下りて助かった」「大事に至らないケガでも、共済があると思うので気軽に受診できる」など、日常的に共済が利用されていることがわかります。
  二つ目の理由は、手続きの簡単さ。「条件付きではありますが、診断書の代わりにレシートでよい、あるいは診断書のコピーでよいというケースもあります。申請の手続きも簡単で、CO・OP共済センターに電話をして申請書類を取り寄せ、記入して送るとほとんどが到着日の当日決裁、翌日の振り込みとなります」(三好部長)。利用者アンケートでは「書類の書き方が簡単」との評価が圧倒的で、「請求から入金までの早さにびっくりした」と支払いの早さに驚く声も多数寄せられています。
  三つ目は、給付の掘り起こしを積極的に行っていること。配達員がこまめに声をかけ、ケガ通院でも給付対象になることを知らせたり、完治したケガの申請漏れがないか確認するなど、きめ細かいフォローをしています。
  また連合会では月1回程度、「CO・OP共済チラシ」を全組合員に配布していますが、その中では、「小さなケガでも、通院1日目から保障します」等と呼びかけたり、各単協でも支払い事例のニュースを頻繁に発行するなど、給付の掘り起こしに力を入れています。通常の保険会社ではみられないことです。「共済は、払うのが目的ですから。利益優先の営利事業とは目的からして違っているのです」と三好部長の声に力がこもります。

ケガの多い子どもには「ジュニア18」を

ケガの多い子どもには「ジュニア18」を

 実際に給付金を受け取ったことのある組合員に、詳しい経緯を聞いてみました。
  「中学生の息子が、サッカーの試合中に足首を骨折。手術のため、16日間入院しました。その後3か月の通院期間を経て、金具を取る手術で1泊の入院。20万円ほどの出費になりましたが、2回の手術と入院、通院について給付金が出て、同じくらいの金額が戻ってきました。こども保険はいろいろな種類がありますが、加入していても利用したことがない人が多いのでは。うちではねんざなど軽いケガでも共済を気軽に利用しています」(北海道・吉田聡子さん)
  「数年前、検診で卵巣嚢腫がわかり、手術したんです。女性コースのL2000とあいぷらすに入っていたので、その両方から給付金がもらえました。17日間の入院に対する給付で、入院前の検査や退院後の通院への給付はなかったのですが、30万円くらいになったので、約17万円の費用は十分にまかなえました。主婦が入院すると、病院の費用以外にも家事の代行や子どもの世話など、余分なお金がかかりますよね。そういう点でも安心していられました」(埼玉・長谷川里津さん)
  大きなケガや入院をしても共済が強い味方になってくれるというわけです。しかも掛け金は月々1,000円から4,000円。よいことづくめのようですが、CO・OP共済に弱点はないのでしょうか? 「《たすけあい》の死亡保障は手厚いとはいえません。死亡時の保障を確実にしたい方には《あいぷらす》を併用されることをおすすめしています」(三好部長)

協同組合ならではの良さを生かして

 最後に、CO・OP共済にしかないユニークな点を尋ねてみました。「医療コースのV1000は、通常は保険に入れないような、持病がある人、障害のある人、退院したばかりの人でも加入できるケースが多くあります。さまざまな立場の人がともに助け合い、支え合おうという協同組合の基本理念を具現するものだといえます」と三好部長。利用者アンケートでも「持病があるため、入れる保険が限定される。思ったより高い金額が振り込まれてうれしかった」「1,000円の掛け金で日額2,000円はかなり高い保障」とV1000コースを評価する声が散見されました。
  診断書がコピーやレシートで代用可能になったのは、組合員の要望に応えてのことだそう。利用者の声が反映されて制度が変わっていくのも、協同組合ならではの長所といえます。これからもCO・OP共済を進化させていくため、皆さんに支えていただきたい、と三好部長は話しています。

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