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徹底して安全追求!スキンケア基礎化粧品の新ブランド登場!

スキンケア基礎化粧品の新ブランド「エコーレア」「ルリーフェ」が登場!

 この9月から、組合員の声が反映されてできた「エコーレア化粧品」と「ルリーフェ化粧品」の取り組みが始まりました。組合員約500人のアンケート結果をもとに、「こんな化粧品がほしい!」が形になった新しいラインナップ。ぜひ試してみてください。

組合員の声が形になった化粧品

 自分の肌質や肌の状態に合わせて選ぶ「エコーレア化粧品」、肌のモイスチャーバランスを整え、肌を若々しく保つ「ルリーフェ化粧品」。この秋、生活クラブの基礎化粧品に新しい2つのブランドが登場しました。昨年5月に行ったアンケート調査では、20代から60代までの各世代の合計500人の声が集まりました。世代によって肌の悩みはそれぞれで、その中で特に目立ったのは、40代の「しみ・そばかす」や「しわ・たるみ」に具体的な効果を求める声。少々値段が高くても安心して使え、自分の肌に合う化粧品がほしい─。そんな組合員の要望を反映してできたのが、「エコーレア化粧品」と「ルリーフェ化粧品」です。
  今年の2月には組合員約130人にサンプルを配り、実際の使用感を試してもらいました。多くの組合員がかかわってできたこれらの化粧品は、いずれも生活クラブ「安全・健康・環境」の厳しい自主基準をクリアし、適正な価格、そして情報開示を実現した、生活クラブならではの自信作です。

食品レベルの安全性を追求 ─ エコーレア化粧品

エコーレア化粧品

 「エコーレアの化粧品には、最低限必要なものしか使っていません。そのため、多機能にするのではなく、洗う、潤す、油分を補うなど、基本的な機能にしぼりこみました」。こう話すのは秋元美由紀さん。エコーレア化粧品の開発担当者として、肌に極力負担をかけないような原料を厳選してきました。
  エコーレア化粧品は、防腐剤のパラベンや、パラベンの代替品として登場した防腐剤のフェノキシエタノール、その他鉱物油、タール系色素など、旧表示指定成分や現在の薬事法で配合割合の上限が定められているものは「肌に何らかの負担がかかる可能性がある」として使わない、というスタンスです。そのうえ、全成分表示の対象外であるキャリーオーバー(化粧品の原料に添加する化学物質)もすべて表示しています。
  「原料エキスを防腐する目的でほんの少しだけパラベンが添加されている場合は、今の薬事法では表示の対象外です。でも、パラベンにアレルギーのある人は、反応してしまうかもしれない。そうすると、肌が荒れる原因を特定できなくなってしまいます」と、エコーレア(株)取締役の倉橋滋子さん。
  一般に、化粧品に水と油を乳化するための合成界面活性剤と、長く保存するための防腐剤は必要不可欠とされていますが、エコーレア化粧品ではそれすら極力省くことにしました。どうしても乳化剤を使わざるを得ない乳液はラインナップには入っていません。その代わり、美容液とオイルを手で混ぜ合わせて乳化するスタイルを提案しています。日焼け止めクリームは肌に負担のかからない石けんで乳化しています。
  「保湿液や日焼け止めなど、肌に長くとどまるものには合成界面活性剤は使っていません。唯一使っているのがクレンジングオイルで、パーム油由来の食品添加物として安全性が確認されているものです。汚れを落とす5分間程度しか肌にふれず、すぐに水に流してしまうものなので」と、秋元さん。ほかにも、肌トラブルの原因となりやすい香料を省き、原料臭を感じさせないほど高度に精製された原料を使うなど、食品レベルの安全性を追求した化粧品と言えます。

安全性、使用感などを追求 ─ ルリーフェ化粧品

ルリーフェ化粧品

一方、ルリーフェ化粧品では、安全性を追求しながら、合成界面活性剤、防腐剤を使用しています。「生活クラブの組合員の方とは、企画の段階から『肌に必要なものは何か?』『何のために化粧をするのか』など、徹底的に話し合ってきました。そのなかでもなぜ化粧品に合成界面活性剤や防腐剤が必要なのかなど、さまざまなことを一つひとつ説明し、納得をしてもらいながらつくっていきました」と、製造元である(株)ジャパンビューティプロダクツの辻村僚二さんは組合員とともに化粧品をつくってきたプロセスを振り返ります。化粧品は女性の肌を健やかに保つだけでなく、心に潤いや楽しみを与えるという側面を考え、使用感をよくすることにも努めました。ルリーフェ化粧品のラインナップは、肌のモイスチャーバランスを保つことに重点を置き、加齢によって水分保持力が低下した肌や、紫外線、乾燥などでストレスを感じる肌に対して有用に働きます。
  ルリーフェ化粧品の製造元である(株)ジャパンビューティプロダクツでは、原料メーカーにも情報開示を求め、精製度の高い原料の確保に努めました。なかでもたいへんだったのが、界面活性剤の選定。「生活クラブの界面活性剤の検査基準は、大手メーカーで安全性が確認されているものについても使用できないほどの厳しいもので、原料メーカーを代えたり、原料そのものを変更しなければつくれませんでした」。こう話すのは、開発を担当した湯崎哲朗さん。防腐剤についても、なるべく防腐効果のある保湿剤を使うことで防腐剤の配合割合を減らすなど、苦労が多かったといいます。「しかし、できあがった化粧品は、かなり質がよいものができたと思います。同じ品質のものを一般市場で買えば、おそらく倍以上の値段になるのでは」とも。販売促進費がかからない分、よい原料を使いながらも価格を抑えられたと胸を張ります。

生活クラブ連合会に原料、製法、原価などを情報開示

 化粧品業界は、製法上の特許や原料の配合割合などの企業機密が多く、情報を開示することは企業の生命線に関わるとも言えます。原価率は基礎化粧品やメイクアップなど使用目的によって異なり、一つの商品ではなくブランド全体で利益のバランスをとるといった、緻密な販売戦略に基づいて価格が設定されています。また、大手メーカーであるほど動く金額が大きく、製造以外にも広告などのコストがかかります。消費者サイドが化粧品の製造方法や価格の中身に関する情報を知ることは、まずできないのが普通です。
  しかし、生活クラブの原則では製法、原価ともに「情報の開示」は必須。今回、生産者は原料の価格、配合割合、配合の目的、製造原価を生活クラブ連合会に開示しています。 「生産者との秘密保持契約に基づき、情報は連合会事務局までとなりますが、成分および価格の構成まで確認できたことは、素性の確かな材を共同購入していくという点で、大きな意義があると思います」と、生活クラブ連合会開発部生活用品課の戸張悦子は語ります。  今は、化粧品に関するさまざまな情報を自分で判断しなければならない時代。だからこそ、生活クラブの化粧品のようにすべての情報を開示してつくられたものならば、安心して使うことができるのではないでしょうか。