生活クラブ活動情報

 活動情報一覧へ

「エコライフのつどい」開催

「エコライフのつどい」開催

  7月から9月にかけて実施された「グリーンシステムキャンペーン」の目標は、ピッキング袋の回収率を10%アップすること。ピッキング袋のラベルを集めるとプレゼントが当たるという企画もあり、11月19日のキャンペーンのしめくくりの「エコライフのつどい」では抽選会も行われました。

ピッキング袋を1枚回収に出すと2.9円の節約に

 ピッキング袋(P袋)とは、配達時に消費材が入っている、大きめのレジ袋のような袋のこと。
生活クラブでは2001年からこの袋の回収を始めています。回収後はもう一度P袋として再生し利用するため、ごみを減らし、ひいてはCO2の排出量を減らすことができます。
  しかし、現実にはP袋の回収率は34.7%(2006年度)。リユースの牛乳びんの回収率(98.2%)やRびん(リターナブルびん)の回収率(74.6%)に比べると、まだまだ低い状況です。P袋をごみ袋として利用したり、市町村のリサイクルに出してしまうと、自治体の収集費用が1枚につき1.9円かかるほか、生活クラブが負担する「再商品化費用」(容器包装リサイクル法に基づいて定められたリサイクル費用)も1枚1円かかります。つまり、回収に出さないとP袋1枚につき2.9円のコストがかかってしまうわけです。たとえば、2006年度の未回収ぶんのP袋(65.3%)の再商品化費用は、生活クラブ全体で約1213万円に上る見込みです。
  P袋の回収時には、紙ラベルを切り取り、袋の底を切って出すというひと手間をかけなければなりません。それがネックになって回収が進んでいない可能性があります。そこで、グリーンシステムキャンペーンでは、切り取った紙ラベルを集めて応募するとプレゼントが当たる、という企画を考案し、「ラベルを切る」ことを楽しく習慣化してもらおうと考えました。

回収率を上げるには? 各単協が知恵をしぼる

  2007年の目標は、去年の回収率34.7%を10%上回る「回収率44.7%」。達成を目指して、7月、8月、9月のキャンペーン期間を中心に、各単協が工夫や努力を重ねてきました。
  その活動内容は11月19日に東京新宿のフィオーレ東京で行われた「エコライフのつどい」でも一部披露されました。ラベルを切り取り、底を切るやり方を実演するために毎日はさみを持ち歩いていたという長野単協。回収を呼びかける12ページにわたる手紙を組合員全員に配ったという千葉単協。キャンペーンは決して競争ではないのですが、単協ごとの回収率が公表されるため、自然に「頑張ろう」という気持ちになるようです。「今、自分の単協が何%の回収率かわかりますし、いい刺激になるんですよ」と愛知から参加した後藤勝子さんと尾崎千佐美さんが説明してくれました。?

「キャンペーン効果が出ています」

木下 青子さん

  しかし、2007年上半期(4月~9月)のP袋回収率は38%。10月末までを含めても38.2%と、まだ目標の44.7%には達していません。
  連合会理事で3R活動推進連絡会の座長を務める木下青子さんからは「グリーンシステムキャンペーンは今年で2回目ですが、今年も1万9951件もの応募がありました。回収率も2005年は28.3%だったのが40%弱にまで伸びてきているわけです。埼玉の48.7%や横浜北の49.5%など、かなり高い数字も出ていますし、キャンペーンの効果は出ています。それに、今日ここで聞いたことを参考に、また皆さんがそれぞれの単協で頑張ってくれる、そんなふうに活動がつながっていくのがいいんです」と、力強いコメントが返ってきました。
  また、連合会組織運営室の山本義美は「今のところ目標値には届いていませんが、去年はキャンペーン後の10月は33.8%と下落したのに対して、今年は10月は39.0%と上向いています。この調子で行ってほしいですね。長期的に見ることが大切なので、引き続き、派手に、また地道に、広報や口コミ、いろいろな方法で伝えていくことが必要だと思います」と話しています。
  今年の「エコライフのつどい」は、北海道から愛知まで102名の組合員が参加。埼玉の組合員でシンガーソングライターのHAOW(ハオ)さんが自作の歌「もったいない」を演奏したほか、埼玉グリーンクラブ(CO2削減委員会)の紙芝居上演、Rびんの洗浄を担当する戸部商事・戸部昇社長の記念講演、そして各単協の活動報告と、終始和やかで楽しい雰囲気でありながら、充実した内容のイベントでした。
  最後にプレゼントの抽選と標語の選出があり、当選者100名が決定、標語は6799作品のなかから最優秀賞は「リサイクル すすめてCO2CO2(コツコツ)減らしましょう」(岩手・神山晶子さん)が選ばれました。