生活クラブ活動情報

 活動情報一覧へ

葬儀のデザイン、施行から、事後の相談まで提供!

葬儀のデザイン、施行から、事後の相談まで提供!

 いつかは誰もが迎える臨終の時を自分らしいものにしたい。故人の想いを活かし、残った者が納得のできる“お別れ”の時を持てないか――。こうした組合員の想いを実現しようとして始まった(株)生活クラブ総合サービス(生活クラブ連合会の関連会社)のシニア事業。“納得できて満足”と評判を呼び、問い合わせ件数、葬儀の実施件数等も大きく増加しています。(2008年7月28日掲載)  

生前の相談をはじめ、問い合わせ件数が急増

 2006年6月、東京、神奈川、埼玉、千葉の生活クラブは、それまで各々が担っていた葬儀の斡旋を合同で行う形に変更。葬儀社6社と提携し、葬儀全般に関する「たすけあい」の仕組みづくりを進めてきました。その窓口が(株)生活クラブ総合サービスです。
  生活クラブ総合サービス(以下、総合サービス)では、葬儀に関する生前の相談をはじめ、実際の施行のコーディネート、さらには葬儀後のライフプランの相談や仏壇仏具などの物販、遺言信託・遺品処理などに対応しています。さらに「お坊さんへのお布施はいくらか」、「香典はいくら包めばいいのか」、「散骨や樹木葬について聞きたい」などの問い合わせにも、担当者が電話で応じています。なかには自分の葬儀の見積もりや遺産相続の相談もあり、問合せ件数は昨年だけで680件になりました。

「葬儀コーディネーター制度」を採用

 とりわけ遺族(葬家)にとっては時間的にも精神的にも余裕がないのが葬儀。そんなときに病院関係者などに勧められるままに葬儀社を選択し、通夜から法要、埋葬までを含めて多額の費用を請求されたという例は少なくありません。その点、総合サービスなら安心です。総合サービスでは委託契約をしている《葬儀コーディネーター》を葬家と提携葬儀社との間に入れ、親族構成や故人・喪主の年齢・立場、予算などを聞き取って会葬者数を予測。故人と遺族の希望する葬儀をデザインしながら、的確な助言により金額でも施行内容でも満足のいく葬儀を提供することを心がけています。こうして行なわれた葬儀は06年6月から07年3月までに113件、07年4月から08年3月までに225件になりました。

葬儀後のフォローも充実

松谷典子さん

総合サービスなら葬儀後のフォローも充実。告別式を終えて1週間ぐらいの間に、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を持つ総合サービスの契約社員が葬家を訪れ、預金、有価証券などの名義変更や、年金、保険、相続など期限のある各種手続きについての悩みに対応。遺品の整理や相続についての相談をはじめ、組合員価格で利用できる遺骨の加工、仏壇仏具、墓地の紹介もしてくれます。
  これらのことをさらに詳しく知りたいときは、各地域の生活クラブ生協を通して「葬儀学習会」を開くこともできます。総合サービスの社員を講師に葬儀の役割や歴史などを学び、《私らしい方法》を考えるとともに、葬儀の実際を知ることができます。事前にどのような準備をしておけばよいのかをはじめ、自分や親族がどんな葬儀を行いたいのかということについて考える機会の提供です。
  「葬儀後の相談では相続に関するものが一番多いですね。遠くに離れて住んでいた親が亡くなったときの遺品整理を頼まれることもよくあります」と話すのは総合サービス・シニア事業グループの松谷典子統括マネージャー。松谷マネージャーは総合サービスの葬儀事業の特長を次のように説明します。
  「葬儀コーディネーターが付いたり、事後相談を行っていることはもちろんですが、葬儀のデザインをし、その施行や事後の相談までを一社で担う会社は他にはありません。しかも葬儀コーディネーターやFPの資格を持つ契約社員は、生活クラブの共済委員や福祉委員、理事を経験したベテラン組合員。その対応にはきめこまやかな配慮と愛が感じられると評価されています。とにかく死の場面についてわからないこと、困ったことがありましたら、どんな小さなことでもいいですから気軽にお電話下さい」

ダンボールの《エコ棺》や消費材を使用する返礼品も

エコ棺

もうひとつ他の葬儀事業にはないものがあります。それが《エコ棺》。この棺は、植林された木材を原料としたダンボールに布をはったもので、約200kgの重さにも耐えられます。一般的な木の棺に比べ、使用する森林資源が3分の2の量で済み、火葬の際に使用するエネルギーも約50%削減できます。これなら二酸化炭素(CO2)などの温暖化ガスの発生も3分の1程度に抑えられますし、その価格にはモンゴルでの植林を進めるために10本分の樹を贈呈する寄付金が含まれています。
  総合サービスでは「返礼品に生活クラブの消費材を使いたい」という要望も具体化。返礼品として、みえぎょれん販売(株)の「焼き海苔」、(株)新生わたらい茶の「わたらい茶詰め合わせ」、ワーカーズ凡の「ジャム」などを用意しています(千葉では葬儀社により、利用できない場合があります)。また生活クラブ東京では、組合員ワーカーズによる消費材を使った通夜の振る舞いや精進落しの料理といった地域限定のサービスも行なっています。