生活クラブ活動情報

 活動情報一覧へ

加齢に伴なう機能低下を補う目的で「うこんドリンク」新登場!!

「うこんドリンク」新登場!

  ショウガ科に属する多年草植物の「うこん」。カレー粉の原料「ターメリック」(英語名)として親しまれています。生活クラブは、ライフステージ別消費材開発における健康食品の新規開発として、07週(2月16日~20日)から月1回、「うこんドリンク」の取組みをスタートさせます。(2009年1月20日掲載)  

急成長を続けるうこん市場

健康補助食品としてのうこんは粉末や錠剤として販売が始まり、健康ブームのなかで一定の支持を得ていましたが、市場は小規模だったといいます。大きな変化が現れたのは2004年、ある大手食品メーカーがドリンクタイプの製品で市場参入したことがきっかけでした。それ以来、市場規模は毎年20%~30%の伸びを示し、需要が急拡大しています。
  その背景として上げられているのが抽出法です。ドリンクタイプのものは以前からありましたが、その多くはうこんの根茎粉末や、それを水で攪拌・沈殿させた粉末タイプで、有効成分のクルクミンが吸収され難いという弱点がありました。その理由を、連合会開発部の担当者はこう説明します。「クルクミンは繊維質に含有されています。ところが、根茎粉末や水での抽出物では、クルクミンが繊維質に絡まったままで体内にあまり吸収されないのです」
  これに対して、前述のメーカーが採用したのが油成分抽出タイプ。クルクミンが油に溶けやすいという性質に注目し、油成分(アルコール)で根茎から抽出するため、クルクミンが確実に含まれているというわけです。現在、油成分抽出タイプを原料とした製品は数社から販売されていますが、前述のメーカーが市場シェアをほぼ独占しているといいます。?
  ただ一方で、気になるのは安全性です。
  「国立健康・栄養研究所の報告では『安全性も高く、ラットにおいて5g/㎏摂取させた場合の安全性も確認されている』、『人においても3ヶ月間8g/日の摂取が毒性を示すことなく安全に摂取され、炎症に対する有効量の1.125g~2.5gの摂取においても安全であった』、『うこんの摂取目安が10g/日でクルクミンの含有量が約3~4%であることを考えれば、安全性が非常に高い成分であると考えられる』と報告されています」(開発部担当者)

有効成分が体に吸収されやすい状態で

市販品には多くの添加物が使われている「うこんドリンク」。ビタミンEやビタミンB類といって栄養強化ビタミンをはじめ増粘剤や合成甘味料に香料などなど。また、安価なうこんドリンクや錠剤には、体にクルクミンが吸収されにくい根茎粉末タイプの原料が使われていると言います。  
  これに対して、生活クラブが取組む「うこんドリンク」は、添加物を使わずに有効成分のクルクミンのみを配合しています。その配合割合は大手メーカーと同じ。抽出法は油成分抽出タイプの原料なので、有効成分が体に吸収されやすい状態で含まれています。ただ、原料は国産ではなく、インド産秋うこんで取組まざるを得ませんでした。
   「うこんドリンク」の開発にあたり、国産原料の使用に向けて国内の主産地である沖縄県産を第1候補に産地、原料加工メーカー、製品工場を調査しました。その結果、国内産では、クルクミンなどを総称する成分・クルクミノイドの抽出が困難との結論に達したからです。これをクリアできる産地調査の結果、浮上したのがインド産秋うこんでした。クルクミノイドを抽出できる品質を維持したままうこんを輸入し、国内で抽出したエキスを原料として使います。?
  開発部の担当者は、この取組みの目的をこう話します。
  「健康体では体内にある老廃物は尿や汗などから常に排泄されています。しかし、加齢により新陳代謝が衰えるため、機能の低下を補うことを利用の目的にしました」