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復興へのたしかな足どり、「重茂味まつり」に参加

 
 

「肉厚わかめ」などの提携生産者である重茂漁業協同組合主催の「重茂味まつり」が8月5日に岩手県宮古市の重茂漁港で開催され、生活クラブからは地元岩手単協のほか、全国からあわせて80人が参加しまつりを盛り上げました。(2012年9月7日掲載)

まつりを手伝いながら重茂漁協と交流

 重茂漁協の伊藤隆一組合長東日本大震災によって甚大な被害を受けた岩手県宮古市の重茂地区。あれからわずか1年5ヵ月しか経っていませんが、重茂漁業協同組合は「重茂味まつり」を復活させました。このまつりは今年で6回目。地域のふれあい祭りであるとともに、県内外に向けて重茂の特産物をアピールしてきました。今年はとくに「震災で支援をいただいた人々に感謝の意を表すとともに、復旧・復興した重茂の姿を見せたい」という重茂漁協の伊藤隆一組合長の意気込みから、祭りの開催が決められました。
 新鮮で良質なウニ、アワビ、ワカメなどの海藻類が格安で手に入るとあって、会場には早朝からおおぜいの人がつめかけました。

定置網漁船でのクルーズが出発 開会宣言をした伊藤組合長は「先の震災では尊い人命、仲間を失いましたが、重茂は漁協の組合員が一丸となって復旧に取り組んできました。重茂の豊かな海でとれた安全安心な海産物を届けられるよう私たちは必ずや復興します」と力強くあいさつ。
 生活クラブの渡部孝之常務理事は「重茂の目覚しい復旧ぶりは、漁協組合員をはじめ地域の人々が心をひとつにして取り組んだ成果」とエールを送りました。
 まつりの催しは活うに・あわびなどの直売コーナーのほか、定置網漁船でのクルーズ、海藻小袋まき、焼きウニづくり体験、あわび獲りコーナーなど盛りだくさん。なかでも鯔ヶ崎(とどがさき)灯台までのクルージングは人気で、生活クラブの震災カンパ金の一部を充てた第二与那丸も大漁旗をなびかせながら快走、乗船した組合員や来場者は大きな歓声をあげていました。

まつりは大盛況で、地元の中学生が手伝いに参加あわび獲りにチャレンジする子も

 まつりに協賛した岩手単協は「生活クラブコーナー」を構え、消費材を使った手づくり弁当、ケーキ、飲料の販売を行い消費材をアピール。山梨単協の組合員有志の『らん・La・乱』は自慢の太鼓の演奏を披露したほか、まつりに参加した組合員や職員は分担して重茂漁協のブースで販売や作業を手伝いながら漁協職員や女性部との交流を深めました。
 会場となった重茂漁港は震災により岸壁が30㎝も地盤沈下、嵩上げ工事が間に合うか危ぶまれるほど復旧工事は遅れましたが、未整備個所を残したものの工事はなんとか間に合いました。
来場者は晴れ渡った空の下で、重茂の豊かな海産物に舌鼓をうちながら復興を祝いました。