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組合員参加で開発した「料理やお菓子にも使えるマーガリン」デビュー!

 
 

2014年4月から組合員参加でリニューアルを進めていた生活クラブ生協のマーガリン類。第一弾として、5月3回配達から「料理やお菓子にも使えるマーガリン」がデビューします。今回のリニューアルでは、健康への影響が懸念されている「トランス脂肪酸」の対策について特に配慮し、含有量を従来品の4分の1に低減させることができました。

(2015年4月27日掲載)

トランス脂肪酸のさらなる低減を実現

生活クラブのマーガリン類は、主原料の油脂はもちろん、乳化安定の目的で使用する大豆レシチンに至るまで、遺伝子組み換え作物由来ではない原料を使用しています。また風味についても、香料は使わず発酵乳や生クリームを使って自然なおいしさを引き出しています。しかし利用が伸び悩んでいたため、2014年4月、組合員による「マーガリン・ファットスプレッド再開発チーム」が結成され、リニューアルにむけた活動を行なってきました。

再開発チームは、マーガリン類について学習を進めるとともに、組合員3,000人を対象にアンケートを実施。7月に集約した回答結果からは、トランス脂肪酸を懸念してマーガリン類を使わない組合員が多いことがわかりました。

これまでの生活クラブ消費材「マーガリン」のトランス脂肪酸含有量は、100g中2.0g(計算値)で、決して高いものではありません。

それでもトランス脂肪酸の摂取を懸念する組合員の声に応えるため、原料の加工油脂の製造方法をトランス脂肪酸ができにくい製法に変更しました。その結果、リニューアル消費材「料理やお菓子にも使えるマーガリン」のトランス脂肪酸含有量は、従来品にくらべて4分の1の100g中0.5g(計算値)となり、さらなる低減化を実現しました。

 

トランス脂肪酸と塩分を削減したソフトタイプは12月頃にデビュー

JAS規格では、油脂含有量が80%を超えるものを「マーガリン」、80%未満を「ファットスプレッド」と分類しています。生活クラブもこれにならい、パンに塗りやすいソフトタイプの消費材名を「ファットスプレッド」としています(油脂含有量76.0%)。

ところがアンケートでは、「消費材名を見てもどんなものかわかりにくい」「“ファット”という言葉が“脂肪”“太る”などをイメージさせる」という意見があったことから、ソフトタイプのリニューアル品は油脂含有量を80.7%とし、消費材名を「塗っておいしいマーガリン」とすることになりました。こちらも「料理やお菓子にも使えるマーガリン」と同様、遺伝子組み換え対策済みの原料を使用し、トランス脂肪酸の含有量を現行品よりも低減化しています。

またソフトタイプでは塩分についてもくわしく検討し、テスト品の比較試食を重ねた結果、現行品より塩分を10%削減することを決定。塩分以外の原料配合についても検討を重ね、主にパンに塗る用途として使いやすく、よりクセのないマイルドな食味となるように改善することができました。

リニューアル消費材「塗っておいしいマーガリン」は、4月現在、生産者によって賞味期限検査を行なっています。この検査が完了したのち、2015年12月頃の配達分からデビューする見込みです。