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宮城のお米「ささゆた香」と「まなむすめ」新登場! 「JA加美よつば」も生活クラブの「主産地」に

11月から、宮城県・JA加美よつばの二種類のお米が共同購入に登場しました!(*1)
「ささゆた香(ささゆたか)」は、香りがよく上品な甘みのお米です。さらっとした炊きあがりで、お寿司やおにぎりにもぴったりのおいしさ。「ささゆた香」の愛称は、生活クラブ生協の組合員と生産者からの公募で選ばれました。
「まなむすめ」は、食味の良さで人気の「ひとめぼれ」系の品種です。冷害や病気に強く収量も多いため、価格の面でもうれしいお米です。
どちらも予約のしくみ『よやくらぶ』の登録でも利用できます(*2)。バリエーションが増えた生活クラブのお米の利用をひろげ、提携産地とともに「自給力」アップをめざします。

(2015年11月16日掲載)

新しいお米の「主産地」として

JA加美よつばは、宮城県北西部の加美町(かみまち)と色麻町(しかまちょう)がエリアです。奥羽山脈を源流とする水の豊かな穀倉地帯です。生活クラブとの提携は、1985年の国産の稲わらを使った「しめ飾り(中新田産)」の共同購入にはじまります。今では青果物はじめ、消費材の原料とする白菜や加工用トマト、飼料用米などにもひろがり、生活クラブの消費材の生産を支えるおおきなパートナーとなっています。

この地域では、もともとお米が主力産品でしたが、消費量の減少や価格低下の流れをうけ、産地のアピールポイントとして青果物や加工原料、飼料用米の生産に力を入れてきた経緯があります。こうした産地のチャレンジを支えてきたのが生活クラブの共同購入による組合員の「食べるチカラ」です。

また、JA加美よつばは、農業機械や農作業の共同化によって省力化やコストダウンを図る「集落営農」を積極的に推進してきた産地でもあります。現在では集落営農の団体数は69にも及び、県内で第一位の設置率となっています。

食料自給力を高め、将来にわたって安心な食の確保をめざす生活クラブは、農業生産の課題に積極的に取り組む産地との強固なパートナーシップを築くため、30年間にわたる提携の歴史があるJA加美よつばを主食であるお米の「主産地」のひとつとして(*3)、新たな品目の共同購入をはじめます。

食味と価格を重視した二品種

生活クラブが共同購入する品種の選定には、産地の持続的な生産を支えることに適した品種であることと、よりおおぜいの組合員が利用しやすい価格帯で供給できる品種であることを重視しました。

産地の特性を生かせる品種
「東北194号」=「ささゆた香」と命名!

2012年に品種登録されました。食味の良さで人気だったササニシキは、倒伏しやすいなど栽培の難しさから作付が減少。しかしササニシキは宮城県が発祥です。その食味を受け継ぎ、主力品種ひとめぼれの作りやすさも備えた品種として開発されました。
 

低価格帯を実現できる品種
まなむすめ」            

JA加美よつばのエリア内で3番目の作付がある多収性の品種です。病害や冷害に強く、「ひとめぼれ」系統の品種であるため、一粒一粒の食感が良く味に深みがあるという好評価です。多収性の強みが価格に発揮されます。
 

※価格は2015年11月の普通精米品・配送価格の例です。無洗米、予約登録またはデポー(店舗)では価格が異なります。

どちらも宮城県で開発された品種です。栽培方法は、なるべく環境負荷を少なくすることに配慮し、慣行農法に比べて農薬の使用を抑えます。近い将来には特別栽培米(慣行栽培に対して農薬成分回数、化学肥料の使用量がそれぞれ半分以下)へ移行することをめざします。

お米を食べて国内自給力を高めよう!

組合員と生産者の「顔の見える関係」を大事に提携をすすめてきたのが生活クラブの共同購入です。産地や消費地での交流会やイベントなど、生産者と会える機会もたくさんあります。おおぜいの組合員がお米の生産者と直接会って、産地に思いをはせながらお米を食べ続けることが、未来の食の安心を支える一歩となります。

これまでの提携産地のお米に加え、「ささゆた香」「まなむすめ」の利用をひろげ、「自給力」のさらなる向上をめざします。

 

(*1)北海道・関西地方の生活クラブ生協を除きます。

(*2)予約のしくみ「よやくらぶ」の実施は、北海道および関西地方の生活クラブ生協を除きます。

(*3) 生活クラブのお米の主産地
お米の生産を軸に、青果物の提携や飼料用作物、大豆・なたね・加工用トマトなど消費材原料の栽培・供給など、多品目にわたる提携をすすめ、生活クラブとともに国内自給力の向上に取り組む産地を「主産地」と位置づけています。JA庄内みどり(山形)、JA上伊那(長野)、JAなすの (栃木)の3つでしたが、2013年よりJA加美よつば(宮城)が加わることになりました。
また、関西地方の生活クラブ6生協では、JAグリーン近江(滋賀)を関西エリアの「主産地」と位置づけ、「竜おうみ米」の共同購入をすすめています。