生活クラブ活動情報

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生活クラブの健康な食デザイン・ビオサポ 学習会開催中! 健康な食をくらしの中に

生活クラブ生協は、食をめぐる課題を組合員が学びあうことを通じ、市販の食品の問題点を解決したオリジナルの食材(消費材)を開発してきました。長年にわたる組合員と生産者の協力で、多彩な品目の開発・利用を広げてきましたが、近年では「添加物・農薬の有無や原料の質に着目するだけでは不十分では?」、「消費材の良さを十分に生かす健康的な『食べ方』をもっと知りたい」という声も聞かれるようになりました。
こうしたことをふまえ、「生活クラブの健康な食デザイン・ビオサポ」と題したさまざまな取り組みがスタートしました。「ビオサポ」とは、生命を意味する「BIO」と「美」を掛け、生命力にあふれた健康な食生活をサポートしていく、という意味を込めて創りだされた生活クラブの造語です。

生活クラブの「ビオサポ」サイトはこちら≫

各地で「ビオサポ学習会」を開催

「健康な食デザイン・ビオサポ」の趣旨をおおぜいの組合員にひろめるため、各地の組合員が学習会を多数開催しています。講師を務めるのは、管理栄養士など生活クラブ連合会事務局のメンバーです。学習会に集まる組合員は、生活クラブに入ってまもない若い世代が中心のこともあれば、地域のベテラン組合員がおおぜいのこともあります。また、組合員が誘い合って、まだ生活クラブに加入していない方々が参加されることもあります。

ビオサポ学習会には、「基礎講座」とその内容を深めた「ビオサポーター養成講座」の2種類のメニューがあります。さらに、牛乳や鶏卵などのテーマごとに6種類の「ビジョンフード講座」や、献立作成ワークショップなどを組み合わせた学習会とすることもできます。学習会は2013年度からスタートし、これまでに北海道から神戸まで、のべ125回の開催で、合計の参加人数はおよそ4,300人ほどになりました(2015年度末まで)。

*ビジョンフード:消費材の米・牛乳・鶏卵・畜肉・青果物を「ビジョンフード」と呼びます。くわしくはこちら>>


<ビオサポ学習会のようす>

3月末、生活クラブ埼玉・所沢センターで開催されたビオサポ学習会「基礎講座」には、約30名の組合員が参加しました。

学習会の第一部は「ビオサポ」の基本的な考え方の共有です。第二部は、講師の管理栄養士から「栄養の基礎知識」についてのレクチャーです。

この日は、「基礎講座」に加え、「ビジョンフード講座」の「牛乳」編も追加して、あわせて2時間ほどの充実した学習会となりました。

質疑応答では、トランス脂肪酸の安全性について、また生活クラブのひじきの鉄含有量についてなど、最近注目を集めた食の話題についての質問も多数飛び出し、関心の高さが感じられました。
 

<この日の学習会のメニューをご紹介します!>

<基礎編>
1.生活クラブの健康な食デザイン(愛称ビオサポ)とは?
2.栄養の基礎知識
3.食の安全性
4.日本国民ではどうなっているの?
5.新型栄養失調
6.栄養素の特徴
7.食べもの半分、食べ方半分 ~健康づくりを毎日の食卓から~

<牛乳編>
1.学校給食に牛乳はいらない?
2.牛乳の栄養と健康の話
3.いろいろな年代で牛乳が必要!
4.牛乳が飲めない時は
5.生活クラブのパスチャライズド牛乳の特徴
6.まとめ


学習会に参加して「ビオサポ」を伝える側に

各地の学習会に参加した方のアンケートからは「すぐに実践できることばかり」「自分の生活に取り入れてみたい」「毎日のごはん作りに役立てたい」といった声がたくさん集まっています。また「学習会で提案された食べ方を試したら、体調がとっても良くなった」という感想も届いています。

さらに、子育て世代の組合員が中心になってビオサポを楽しく伝える取り組みも始まっています。発色剤・着色料・化学調味料についての簡単な実験を通して、食べものの選び方を考える活動です。

ビオサポ学習会で得た知識や共感をきっかけに、組合員の活動がさらに広がりはじめています。


「知識はきちんと、実践はおおらかに。そして仲間とともに」

口から入る食事は、栄養だけではありません。ビオサポの提案は、できるだけ添加物などを避け、サプリやトクホに頼らず、いろんな食べものをバランス良くおいしく食べることです。

栄養についての知識も大切ですが、毎日の食卓や日々の台所では、細かな知識にとらわれすぎるとかえって息苦しくなってしまうかもしれません。正しい知識をふまえておおらかに実践することと、自分ひとりで悩んで疲れてしまうことのないように、家族や仲間たちと「食」について話しあい、食のたのしさを共有したいと願う姿勢も大切なことではないでしょうか。

食べものも大事、でも食べ方も大事。ビオサポ学習会を通して得られる知識や共感は、何を選んでどう食べるかを一緒に考えていくためのきっかけになります。

「生活クラブの食デザイン・ビオサポ」に「いいね!」と共感して、お友だちにも伝えたい!と考える組合員がおおぜい増えることをめざしています。

【2016年5月24日掲載】