生活クラブ活動情報

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生活クラブのアースメイド野菜

生産者と一緒に土づくりからはじめる。それが生活クラブの野菜です。
化学合成農薬や化学肥料はできるだけ使いません。
また、「いつ・誰が・どこでどのように作ったか」という栽培履歴をすべて明らかにすることを基本としています。
新鮮・安心・おいしい。
そんなサステイナブル(持続可能)な作物づくりに各産地で取り組んでいます。

安全でおいしい野菜には、なんといっても土づくりが大切です

株式会社西日本ファーマーズユニオン熊本
有限会社吉水農園(熊本県益城町)
吉水 孝道(よしみず たかみち)さん

Q:野菜づくりで心がけていることは?
A:生活クラブの「あっぱれ育ち」や「はればれ育ち」の基準で野菜を育てるために大切なのは、なんといっても土づくり。同じ場所でつくり続けると土壌の養分バランスがくずれ、病害虫が発生しやすくなってしまいます。そうならないように収穫が終われば牧草などの緑肥を植えて畑を休ませ、完熟たい肥を入れて養分を補っています。安心、安全、おいしいはもちろん、野菜が本来持っている力や栄養分を最大限引き出す農業を心がけています。

Q:あっぱれ育ち人参を使ったおすすめ料理は?
A:わが家の定番料理はお好み焼きです。千切りにした人参をたくさん入れて、薄めに焼きます。おいしくてたくさん食べられますよ。その他に薄くスライスしてサラダにしたり、キャロットラペや、いか人参、スムージーなど、いろんな料理で楽しんでください。

*右上写真:吉水孝道さん。畑は阿蘇山の麓の丘陵地などにあります

*下左写真:(有)吉水農園の畑の土は水はけがよく、人参の栽培に最適。2月は1年で一番おいしい人参がとれる時期です
*(有)吉水農園のみなさん。熊本地震による農場・施設の被害はありましたが、皆元気に人参の収穫を行ないました

国内自給力の向上をめざすアースメイド野菜

生活クラブでは組合員と生産者が絶えず話し合うことで、化学合成農薬や化学肥料をなるべく使わず、栽培履歴を明らかにした野菜をつくってきました。これら生活クラブのアースメイド野菜は、独自の基準で育てています。さらに3種のマークが付く品目は、育て方や品種に特徴があります。

栽培方法を変えるのは怖かったが、品質のよいものが

北海道コアファーム農事協同組合(北海道三笠市)
住永 亮(すみなが まこと)さん

三笠市周辺は豪雪地帯ですが、石狩川中流域の肥沃な土壌に恵まれた地域です。
化学合成農薬は、北海道の一般的な栽培の半分以下でつくっていました。しかし化学肥料を半分以下に抑えた栽培は、試験栽培以外では初めてでした。その時の試験結果は良好だったものの、大規模に栽培するのには怖さがありました。さいわい今回手掛けた「はればれ育ち」玉ねぎは、品質がよいものがとれました。特に2月にお届けする玉ねぎは身がしまって、火を通すと甘味と旨みが強く出ます。収穫までの作り手の思いを理解して、食べていただけたらと思います。

化学合成農薬を使わない大根にチャレンジ

有限会社丸エビ倶楽部(茨城県茨城町)
平澤 大臣(ひらさわ だいじん)さん

大根はこれまでも化学肥料を使わずに育てていましたが、冬場は虫が出にくい時期なので化学合成農薬も使わない「あっぱれ育ち」に初めてチャレンジしました。
不安はありましたが、組合員のみなさんの要望に応えたいと決意しました。有機肥料による栽培は成長がゆっくりですが、病害虫への抵抗力が想像以上に強いことがわかりました。そんな大根の身はきめが細かく、甘いのが特徴です。丸エビ倶楽部ではこれからもあっぱれ育ちに挑戦していきますので、みなさんもしっかり食べ
てください。

おいしいと評判の「深谷ねぎ」を農薬を使用せずに栽培

有限会社沃土会(埼玉県深谷市)
田嶋 一明(たじま かずあき)さん

沃土会は化学合成農薬や化学肥料に頼らず、土の中にいる微生物の力を活かして長ねぎを栽培しています。微生物は有機物を分解して、植物に有用な養分をつくり出します。その微生物の働きを促す有機肥料を研究して、畑に入れるようにしています。また深谷は、長ねぎの有名な産地です。沃土会は在来種を中心に、味のよい品種を選んで栽培しています。2月にお届けする長ねぎは、1年以上かけて育てようやく収穫できるものです。寒い時期を越すため、食べると甘く感じる養分をたっ
ぷり蓄えています。ぜひ味わってください。

就農の動機は、子どもに安全な野菜を食べさせたいから

株式会社野菜くらぶ(静岡県菊川市)
弓削 敦(ゆげ あつし)さん

子どもに安全でおいしいものを食べさせたいと3年前に新規就農しました。就農当初から「はればれ育ち」のレベルで野菜をつくっています。化学合成農薬の使用回数を減らしているので、散布のタイミングを見極めることが重要です。またレタスは苗の時期の成育が収穫時まで影響します。畑で苗がすみやかに根を張れるように、よく耕すことを心がけています。昨秋は天候の影響で欠品があり、組合員のみなさんにはご迷惑をおかけしましたが、生産も安定してきました。冬場のレタスは栽培
期間が長く味が濃いので、ぜひ注文をお願いします。

 

 

★生活クラブ食べるカタログ アースメイド野菜特集 2017年2月3回号の記事を転載しました。

※「アースメイド野菜」は北海道・関西地方を除く生活クラブの青果物の規格です。北海道・関西地方の生活クラブでは、自主基準に沿った独自の規格で青果物の共同購入を行なっています。

【2017年2月15日掲載】

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