ビオサポだより

第130回

果物、食べてますか?

 

みなさん、果物はよく食べていますか?折しも「実りの秋」!りんご、梨、ぶどう、柿…季節ならではのおいしい果物が出回る季節ですよね!おなじみの果物でも最近は新品種がたくさん出ていて、味比べしたりするのも楽しみなもの。でも今、「果物をあまり食べない」という人も多いと聞きます。

若者が「果物離れ」している!?

特に、果物を食べない人は若者に多いそう。ある調査(*1)では、果物を「ほぼ毎日」食べる人が、60代では45%近くいるのに対し、20代では15%弱。年代が下になるにつれ、あまり果物を食べない傾向があるようです。

果物の中でも特に、ナイフなどを使って皮をむいて食べるものは、「面倒」と感じる人が増えているのかもしれません。「値段が高い」「食べるタイミングがない」なんてことも、果物離れの背景にあるのでしょうか。

果物は食事の一部!

果物は、食べても食べなくてもよい嗜好品のようなもの、と思われがちですが、農水省と厚労省が共同で作成した「食事バランスガイド」(「何を」「どれだけ」食べたらよいかをわかりやすくイラストで示したガイド)では、1日の食事の望ましい組み合わせとして、主食/副菜/主菜/牛乳・乳製品/果物、の5つに区分しています。つまり、1日にとりたい食事のひとつとして、果物をとることも推奨されているんですね。

食事バランスガイドでは、1日の適量を区分ごとに「つ(SV)」という単位を用いて示していますが、果物の適量は「2つ」。果物の場合、「1つ(SV)=主材料の重量約100g」をあらわしていて、みかん1個、りんご半分、かき1個、梨半分、ぶどう半房、桃1個などがこの「1つ」にあたります。だいたい、小さな果物なら1個、大きな果物なら半分、というところでしょうか。1日の適量が「2つ」なので、例えば1日に「みかん1個とりんご半分」とか「りんご1個」をとるのが目安というわけです。

果物の成分にはいろいろな働きが

果物は、ビタミンCやカリウム、食物繊維などの摂取源ともなります。その働きには以下のようなものがあります。

■ビタミンC…皮膚や血管を丈夫に保つ力があり、老化の原因である活性酸素から細胞を守る抗酸化作用もあります。
■カリウム…果物に多く含まれるミネラルであるカリウムは、塩分を排出する作用があり高血圧を予防します。
■食物繊維…りんごやみかんに多く含まれる食物繊維は、血糖値の上昇を抑制する効果があります。

また果物が野菜と大きく異なる点は、糖類(特に果糖)が多く含まれること。果糖は全身のエネルギー源となりますが、食べ過ぎると肥満などにつながる恐れもあるのが少し気になる点。糖の代謝酵素は朝から昼にかけて活発で、夜になるにつれて弱くなると考えられています。果物はデザートとして夜に食べる方も多いと思いますが、ダイエットや体重を気にかけたい方は、朝食に補給するのがおすすめですよ。

安心でおいしい果物をたっぷり楽しもう

いかがですか?果物って、体にも必要なものなんだなって気がしてきますね!それに、栄養的なことももちろんですが、果物には果物でしか味わえない風味や味わいがあって、食べることでキモチも豊かになりますよね(*^-^*)♪

生活クラブの果物は、農薬や化学肥料をなるべく使わずに育てられた、生産者も栽培方法も明らかなもの。皮ごとかぶりつける安心でおいしい果物を、もっともっと楽しんじゃいましょう!(^o^)ノ

*1:「平成26年度 果物の消費に関するアンケート調査報告書」公益財団法人 中央果実協会  http://www.japanfruit.jp/research/domestic.html