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2008年07月20日:生協流通新聞

生活クラブ 国に農業政策を提言

国産原料のしょう油開発

飼料米の取り組みなどを報告する加藤会長

生活クラブ連合会の通常総会で、加藤好一会長は飼料米の取り組みに対する同生協への評価などに触れ、「8月に自民党が食糧安保戦略を提案するが、それでは不充分。生活クラブとして独自の農業政策を国に提言していく」と述べた。
 総会は東京・荒川区のホテルラングウッドで開催され、08年度活動方針や日生協コープ共済連(仮称)への加入などすべての議案を賛成多数で承認・可決した。
 議案審議では、「高齢者が安心して利用できる商品開発や利用方法などを検討してほしい」(生活クラブ山形)、「加工品が増えすぎている。品揃え路線を見直すべきではないか」(同岩手)、「六ケ所再処理工場の稼動阻止には、政治力が必要ではないか」など、多くの意見や要望が出された。
 08年度は共同購入の加工食品で、若年層などライフステージ別消費材の開発、高齢者向け容器容量の検討、生産者間協同による指定原材料使用の強化などを進め、進捗状況を点検した上、09年度に政策討議を行う。
 また、国内自給力の向上を推進する観点から、しょう油は原料産地の作付け強化を図り、新たに国産原料100%規格の消費材を開発する。
 調味料では、主要穀物を原料とする使用頻度の高い基礎調味料の見直しを優先。国産丸大豆しょう油(開発)、なたね油(容量の変更)、本みりん・味噌のリングマーク申請、ごま油(原料指定)など開発・再開発を行い、国産原料の使用率向上を図る。
 高騰が続く畜産飼料については、NON・GMO飼料の安定確保を追求し、産地を多元化。国内自給飼料として地域自給飼料や粗飼料、飼料米・麦などの可能性を追求。
 注目が集まる飼料米は、庄内での取り組み拡大やJA加美よつば(宮城県)、鹿川グリーンファーム(埼玉県)など他産地への普及により、昨年度に比べ栽培面積が大幅に増加する。