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2008年10月20日:生協流通新聞

生活クラブ 豚に続き「こめ育ち牛」

栃木県開拓農協が飼料米

 「コメ豚に続き、那須塩原地方で『こめ育ち牛を飼育」─。
  生活クラブ連合会の提携産地・栃木県開拓農協では、今年からコメ農家6戸(1戸は法人)と契約し、5.5ヘクタールで飼料米を栽培。収穫したコメは組合員の畜産農家に買ってもらい、そのコメとわらをエサに混ぜて育てる実験的な取り組みを行っている。
  試みが順調に行けば、来年には「こめ育ち豚」、2-3年後には『こめ育ち牛』の肉が供給できると期待している。
  今年度から、飼料米は国が流通・販売などの一部経費に補助金を出すことになったが、同農協では補助金を当てにするのではなく、継続的に栽培してくれる農家との連携を深め、地域内できちんと資源を循環させる農業に取り組んでいく。
  栃木県は、野菜やイチゴ、パスチャライズド牛乳、平田牧場の三元豚、ほうきね牛・開拓牛、黒磯米など生活クラブにとっての「食糧基地」とも言える存在。
  米・畜肉・野菜の生産者が全県にいることから、飼料米の取り組みで全国をリードする山形県庄内地方のような「資源循環型農業」を行う条件がそろっている。すでに、肉牛農家が乳牛生産者から子牛(ホルスタインの雄)を買い取る「地域内乳肉一貫生産」の取り組みを先行している。
  肉牛約800頭を肥育する農家によると、肉牛の子牛は酪農家から直接買い、牛の堆肥は野菜農家に売ることができるようになり、同じ生活クラブの生産者で回り始めたという。