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2009年01月20日:生協流通新聞

生活クラブ GM問題で事業連携も─韓国と生協連合会間で交流

 「非遺伝子組み換えのNON-GMコーン輸入で韓国の生協連合会と連携」─。生活クラブ連合会と、韓国68生協が加盟する「全国生協連合会」とで連合会同土の交流が始まった。第1回交流会は東京へ韓国の生協関係者を招いて開催され、NON-GMコーンの学習会では、生活クラブから日韓で協力して米国からの輸入を行おうという提案があり、韓国側からも前向きに検討する旨の回答があった。生活クラブでは韓国と連合会間で交流するのは初めて。今後は3カ年計画で年1回の交流を進め、2009年は韓国側が招聘。10年に正式な覚書を調印する。 

 韓国の68生協が加盟する「生協全国連合会」と連合会同士での交流が始まった生活クラブ。
 昨年12月には韓国側からイ・ジェウク事務総長ら役員9名を招いて第一回交流会が行われ、施設見学やNON-GMコーンについての合同学習会を開催。
 学習会には全農・畜産生産部の川崎浩之氏と、全農の関連会社で米国でNON-GMコーンの集荷・流通を担当するCGB社のジェイムズ・スティッツレイン氏が参加。
 全農とCGB社は、需要がある限りNON-GMコーンを扱い続ける予定だか、川崎氏は「需要が減り過ぎると物流が維持できなくなる」と指摘した。
 生活クラブから米国のNON-GMコーンを日韓で協力して輸入しようという提案があり、韓国側からは「日本からの提案をありがたく受け止めた。これから韓国の各生協と相談して、良い結論を出したい。これを機会に、両国生協の事業連帯が進むことを願っている」と返答があった。
 今回新たにスタートした連合会同士の交流については、(1)年1回の交換訪問交流を行う(2)主題の範囲は両国生協の連合会が相互共有できる社会的問題、グローバリゼーション過程で生協が対応する問題、その他、生協と地域社会の活動に関する問題─などと日韓双方で合意している。
 生活クラブでは、今後3カ年計画で連合会同土での交流を続け、2009年は韓国が招聘し、日本が訪問。10年に正式な覚書を調印する。
 韓国の生協事業は法律で有機農産物とエコ商品の共同購入のみに制限されているが、来日した韓国側の参加者は、日本のワーカーズコレクティブ方式による福祉施設の運営などに強い関心を示していた。