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2009年07月20日:生協流通新聞

CO2削減量を「ポコ」で表示─国産利用に“フードマイレージ”

 輸入食品に依存した食生活を見直し、食べものを運ぶ際のCO2排出量の差で国産利用を促すフードマイレージ運動。生協の事業連合3団体と「大地を守る会」は9月から、一斉にこの運動の統一キャンペーンを始める。輸入食品との排出量の差を「ポコ」単位で表し、カタログでの表示はグリーンコープと「大地を守る会」が先行。パルシステムは来年4月から実施する。対象品目は米・めん類などの主食品、大豆製品、畜産物など5ジャンル。取り扱う商品では4団体とも200-300点となり、パルシステムでは年間で7000万ポコ、CO2量で7000トンの削減になる。

4団体で統一キャンペーン

 パルシステム・生活クラブ・グリーンコープの各事業連合と「大地を守る会」の4団体は9月から、輸入食品と国産品を利用した場合のCO2排出量の差を「ポコ」単付で表示する“フードマイレージ”の統一キャンペーンを始める。
 対象品目は米・パン・めん類・小麦粉などの主食品、豆腐などの大豆製品、畜産物、食用油、冷凍野菜の5分野で、米は自給率が高いが、日本型食生活の中心となる食品として対象品目に加え、輸入品の小麦とCO2排出量を比較して計算。4団体とも、取り扱う商品では200-300点が対象となる。
 9月1日から一斉に共通チラシで組合員に「フードマイレージ運動」を案内する統一キャンペーンを行うが、カタログでの表示はグリーンコープと大地を守る会で9月から先行し、パルシステムは来年4月から実施。
 パルシステムは月ごとに個人別で「ポコ」の集計を行い、請求書に表示してそれぞれの組合員に知らせていくという。
 フードマイレージとは食べものの輸送距離のことで単位は「トン・キロメートル」で表すが、具体的な効果が分かりにくいため、食品を輸入した場合とのCO2排出量の差を「ポコ」で表示し比較することで、排出量が少ない身近な国産品を選ぶ意識を消費者に高めてもらい、最終的に食料自給率の向上をめざす。
 CO2量・100グラムを1ポコで表示し、対象品目を自給率が低いシンプルな原料のものに限定。
例えば豆腐製品だと、パルシステムの『もめん豆腐(300グラム)』で0.54ポコとなり、CO2排出量の差で54グラムの削減となる。計算式や表示方法などは4団体で統一して実施する。