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2010年08月05日:生協流通新聞

生活クラブ 春巻2品─庄内産タケノコ使い再開

羽黒のうきょう食品の丸山氏(右)と<br />JA庄内たがわの生産者

 「国産原料の入手難で休止していた春巻きを復活」―。生活クラブ連合会は国産タケノコ原料を使い、11月から共同購入で『春巻』と『おべん とう春巻』の取り扱いを再開する。同連合会の『庄内産タケノコを利用して作ろう』との提携産地への呼びかけに対し、JA庄内たがわ・JA庄内みどりの生産 者と「羽黒のうきょう食品加工」が協力。5─6月に生産者がはっきりした原料となるタケノコの出荷作業が行われた。羽黒のうきょう食品加工は約1500万円を投資し、新たにボイル施設を建設。庄内たがわも全面協力し、管内農家からの集荷体制を整えた。

国産原料の入手難で一時休止

 生活クラブ連合会は11月から、国産タケノコの原料の入手難で取り扱いを休止していた共同購入の『春巻』と『おべんとう春巻』を、庄内産のタケノコを使って販売を再開する。
 タケノコ加工は「羽黒のうきょう食品加工」が行い、春巻はマルハニチロ食品で製造。
 2008年1月の中国産冷凍ギョーザ事件を契機に、食品業界では加工用の国産原料の引き合いが強くなり、タケノコも原料確保が難しくなった。
 そのため、同連合会の「庄内産のタケノコを利用して作ろう」との呼びかけに、提携産地のJA庄内たがわ・JA庄内みどりの生産者が応え、5月~6月に生産者が明確なタケノコの出荷が行われた。
 羽黒のうきょう食品加工では約1500万円を投資し、新たにタケノコをボイルする施設を整備。同社株主のJA庄内たがわも全面的に協力することを約束し、管内の農家からタケノコを集荷する体制を整えた。
 庄内地方ではタケノコと厚揚げ、しいたけが入った酒粕仕立ての「孟宗汁」を春に食べる習慣があるが、待ち切れない住民が多く、早い時期に獲れる九州産な どを求めていた。また、収穫期の5月ごろにはすでに市場に出回っているため、生食用として市場価値はなく、タケノコが換金作物であるという認識も生まれなかったという。