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2010年10月06日:長崎新聞

長崎県漁連 季節の魚詰め合わせ「長崎パック」出荷

首都圏の販路拡大期待

「長崎パック」のマダイ、カマス、イカ

  県漁連は、首都圏などで事業展開する生活クラブ生活協同組合連合会(東京)向けに、季節ごとの県産魚を詰め合わせた「長崎パック」の出荷を始めた。県漁連 としては初めて取り組む出荷方法で、水揚げされた魚の有効活用や販路拡大に結び付けたい考え。出荷額ベースで年間売上高約3千万円を見込む。
 長崎パックは、県内産の4魚種のうち漁獲量に応じて3魚種を詰め合わせる。出荷する魚を3ヵ月おきに変更し、10~12月はカワハギ、ケンサキイカ、カマス、マダイが対象。今月は組合員から約3200パックの注文があり、4日から配送している。
 1パック600グラム。複数の魚種を組み合わせる手法により、1魚種だけでは一定の出荷単位に達しなかった魚や、規格外の魚の活用が可能となった。
  同連合会は、全国29都道府県で食材の宅配などを展開し、約30万世帯が加入。水産物の供給量の安定的な確保などの点から「産地との結び付きを強化する」(同連合会担当者)目的もあり、取り扱いを決めた。当面の目標として月間の販売を約4千パックまで伸ばしたい考え。
 長崎パックは、事前に下処理を済ませ、冷凍して出荷。販売価格は1200円で、調理例を記載したパンフレットも同封。県漁連は「少量多品目が水揚げされる長崎の特徴を生かし、漁業者の手取り増や県産魚の認知度向上に結び付けたい」としている。 

(角村亮一)