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2010年12月22日:生協流通新聞

3生協と大地を守る会 フードマイレージ成果─CO2約4万トン削減

  こだわり農産物の宅配会社「大地を守る会」とパルシステム生協連、生活クラブ事業連合生協連、生協連グリーンコープ連合の3生協は21日、二酸化炭素 (CO2)排出削減量を国産の農畜産物を使った商品に表示する「フードマイレージ・プロジェクト」で、2009年9月のスタートから、10年10月までに 3万8491トンのCO2削減効果があったと発表した。
 同プロジェクトに参加する大地を守る会と3生協の実績をまとめたもので、ブナ林約8368ヘクタールの年間CO2吸収量に相当するという。今後、削減実績を会員などにPRして、国産農産物の一層の消費拡大と地球温暖化防止の両立につなげたい考えだ。
 フードマイレージとは、農産物や原料の輸送距離の長さを示す指標。マイレージの短い商品を消費者が選ぶことで、商品の流通に伴うCO2の排出削減につながるという。
 同プロジェクトでは、独自に定めた単位「ポコ」(1ポコ=100グラムのCO2)を使用。国産の2020品目に「輸入よりもフードマイレージが短い分、削減できたCO2量」として、4者の宅配カタログに表示している。
 例えば、豆腐1丁(300グラム)を作る場合、原料の大豆90グラムを最大の輸入地である米国のアイオワ州から消費地の東京に運ぶと65.2グラムの CO2が発生する。一方、国内の場合は主産地の北海道からの輸送で発生するCO2は12.5グラム。その差は52.7グラムで、ポコに換算すると0.5ポ コとなる。
 大地を守る会と3生協は「他団体へ参加を呼び掛けたり、企業にポコを買い取ってもらい疑似的に排出権を取引するなどして、活動の輪を広げたい」として、今後も継続してプロジェクトを展開する考えを示した。