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2012年03月10日:コープニュース

グリーンコープとの連携を強化  関西圏の利用高月額1万6000円

生活クラブ代表理事常務 渡部孝之氏に聞く 関西エリアについて

 ──グリーンコープとの連携は。
 渡部 グリーンコープとは昨年の秋に、組合員交流集会を開催しましたが、12年度は定期的な協議の場にしていこうということで、話を進めています。
 生協法は改定後5年目を迎える2013年に見直しが予定されていますが、グリーンコープ連合をはじめ他生協にも呼びかけて共済の分離問題などで意見を取りまとめることが急務だと思っています。
 共同購入事業では2連合会とも店舗展開しているので、はじめは非食品関係で共同開発をということで考えていましたが、東日本大震災の関係から実務レベルの協議ということまでには至っていません。
 今後、時間をかけて協議していこうと思っています。

 ──震災でのグリーンコープとの連携は。
 渡部 震災関係では、東日本に産地が少ないグリーンコープとは、お互いに資金を出し合って仙台に支援拠点として『共生地域創造財団』を立ち上げました。
 震災発生直後生活クラブとしては、直接の支援は、生活クラブ岩手単協が中心となって行っていましたが、連合会として物流など飯能DCで後方支援を行ってきました。石巻にある取引メーカーの早期復興に向けたドロ出しやがれきの撤去作業・掃除など半年以上やってきました。
 グリーンコープでは震災発生後間もなくして「ホームレス支援全国ネットワーク」と仙台に事務所を設け支援に入っていました。そこでグリーンコープから話があり、提携生産者に限らず、地域支援活動を行うことになりました。
 例えば、石巻市の蛤浜という小さな漁村には行政からの支援がなかなか入らないことから食料などの緊急支援物資の提供と一日も早い力キ養殖再開のためのがれきの撤去、力キ養殖復活の協議を通じての資材購入の資金援助など支援に入りました。
 取引産地でないので、再開した時にすでに販路があれば、その販路を優先してもらい、浅くても長い支援をしていこうというのがスタンスです。

─関西圏の生活クラブ単協の概況は。
 渡部 世帯当たり利用高(月額)は首都圏の2万5000円に対して関西圏は1万5000~6000円という状況です。
 関西では、千里山生協・アルファーコープおおさか、生活クラブ京都がもともとあり、さらに生活クラブ奈良、滋賀が新たに設立されました。
 さらに08年4月に千里山生協・アルファーコープおおさかが合併して、「生活クラブ大阪」となりました。
 『関西4生協』は、拡大傾向ですが、10年に加入した生協都市生活、エスコープ大阪(関西2生協)は、連合会に加入して間もないことから利用は伸び悩んでいます。
 対策の一つとして生産者の協力のもとに学習会や交流会などを開催し、利用高アップに繋げる活動をしています。今後、共同購入の回数を重ねることで消費材に慣れ親しめば実績は良くなると思っています。