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2012年07月20日:生協流通新聞

新たな自然エネの時代に

風車稼働で記念イベント─生活クラブの首都圏4単協

ハタハタの加工品や麺類など組合員に好評だった「にかほ市」の物産展 生活クラブの首都圏4単協(東京・神奈川・千葉・埼玉)はこのほど、神奈川県横浜市の「オルタナティブ生活館」で、生活クラブ風車の建設と稼働を記念する「脱原発・復興支援フォーラム」を開催した。
 生活クラブ風車は秋田県にかほ市に5億円で建設され、3月から発電を開始。記念イベントでは現地の「にかほ市」の物産展も開催され、“ハタハタ”の寿司や塩漬け燻製(三浦米太郎商店)、『ジャージーレアチーズケーキ・ヨーグルト』(土田牧場)、『象潟めん』を使った中華そば・鳥海そば、新うどんなどの麺類(伊藤製麺所)、『山廃純米酒」などの酒類(奈良泉本舗)などが出店し、自慢の産物の試飲・試食や販売が行われた。
 記念式典では、生活クラブ東京・理事長の吉田由美子氏が、風車建設の目的や建設経過・稼働状況などについて説明。来賓では、にかほ市副市長の須田正彦氏、NPO法人北海道グリーンファンド・理事長の鈴木亨氏が祝辞を述べた。

 吉田理事長は、「首都圏でのリージョナル連帯の取り組みとし記念式典で祝辞を述べる北海道グリーンファンド理事長の鈴木亨氏て、エネルギーを自分たちで選択できるエネルギー自治社会に向け、風車の稼働は新しい電気の生産・流通と消費の仕組みを日本のなかに広げていく第1歩となった」と抱負。
 また、北海道グリーンファンド理事長の鈴木亨氏は、「新しい生協事業の一つのモデルとして、この取り組みが全国から注目されている。これからは市民主導・自治体主導で自然エネルギーを普及させていく新たな時代に入った」と展望を語った。
 脱原発・復興支援フォーラムでは、日本大学教授の高橋巌氏が「原発事故とその影響、今後の社会づくりにむけた提言」と題して基調講演。続いて、生活クラブ千葉・理事長の新保ちい子氏、生活クラブふくしまの倉形正則氏、福島県新地町のりんご農家・畠光子氏らによるパネル討論が行われ、畠氏は「原発事故の放射能汚染で農業ができなくなった福島の農民の無念をどうか分かってください」と訴えた。

来賓で出席した副市長の須田正彦氏(写真左)、生活クラブの活動を展示や企画などで紹介(写真中央)、脱原発・復興支援フォーラムには福島のりんご農家も参加