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2012年09月10日:コープニュース

生活クラブ 放射能自主基準を正式決定!!
青果、魚介、加工食品は50ベクレル

約2万5千の膨大な検査データに基づき

 生活クラブは、食品の放射能汚染に関わる「自主基準」を正式に決定した。すでに4月1日より国の新たな「放射能安全基準」が施行されたことと並行して、暫定的に運用してきた内容に補強・追加を加えたもの。
 同連合会では、放射能被爆量に「安全」と呼べる≪しきい値≫はないと考えている。そこで食事による内部被曝は1ベクレルでも少ない方が良いとする立場。
 国の基準で「一般食品」(100ベクレル/kg以下)とされている食品は、飲料水・牛乳・乳幼児食品以外のすべての食品。
 同連合会は「青果」「魚介」「加工食品」などは国の基準の2分の1である50ベクレルに、「鶏卵」「食肉」(鶏・豚・牛)を20ベクレル、主食で摂取量の多い「米」を10ベクレルに設定した。酪農家と共同出資のエ場で生産している牛乳は国の基準(50ベクレル)の5分の1である10ベクレル。
 乳製品(1)は生活クラブの子会社である新生酪農(株)のパスチャライズ牛乳を原料とするヨーグルトやアイスクリーム、生クリームなどで、原乳の段階の放射能検査で10ベクレル/kg以下を達成しているので、牛乳と同様の区分にしてある。
 乳製品(2)は他の牛乳を原料とするチーズやバター類で、現在の検査実態から50ベクレル/kgを基準とする。
 同連合会では、国の基準における「乳児用食品」(ベビーフード)の取り扱いはしてないが、実質的に離乳食としての利用が想定される菓子2品(たまこボーロ・ウエハース)をこのカテゴリー(10ベクレル)に含めた。国の基準の「飲料水」(10ベクレル)はミネラルウォーター類と緑茶だけだが、生活クラブ基準では、用途を同じくする発酵茶(ウーロン茶・紅茶)、ハーブティ、麦茶、抹茶を含めた。
 なお「きのこ類」については、自主検査でも50ベクレル以上のセシウムが検出される事例が現在はあるため、国の基準と同一の100ベクレル以下とした。
 昨年の事故直後から取り扱うあらゆる食品を検査し、その数は通算2万5363件に到っている。国の検査が15万3920件であることを考えれば、いかに徹底した検査であるかがわかる。
  同連合会の自主基準値は、これら膨大な検査データの分析に基づいて、国の基準より厳しい基準であっても充分に「達成可能」と判断した結果。