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2013年10月22日:朝日新聞

被災地支援 100%自然エネ催し

 生活クラブ生協神奈川(本部・横浜市)などは、自然エネルギーだけで電力を賄う被災地支援イベントを11月、横浜市の山下公園で開く。昨年始めた風力発電の余剰電力などを活用する。

■模擬店に風力の余剰電力活用

100%自然エネルギーのイベントをPRする生活クラブ神奈川の柳下信宏さん 同生協は、首都圏のほかの3生協と共同で秋田県にかほ市の風力発電に出資。昨年4月から稼働を始めた。出力は2千キロワットあり、四つの生協の事業所や配送センターで使う総電力のおよそ半分を賄う予定だった。
 一方で店舗の冷蔵庫や冷凍庫を省エネ型に更新したり、エアコンの設定温度を上げたり、照明の一部を外すなどの節電をした結果、予定の9割の電力で済んだ。そこで余剰電力を使い、神奈川ネットワーク運動など7団体と一緒に、被災地を支援するイベントを行うことにした。
首都圏の生協が秋田県にかほ市に建てた風車 108の模擬店ブースを出し、被災地からも農産品や海産物、工芸品などを販売する。模擬店が使う電力は3時間のイベントなら100キロワット時で足りると試算。実際には公園内のコンセントから電気を使うが、風力発電の余力を「環境価値」として取引して置き換える。
 また、音楽ライブのステージの電力は、相模原市の市民グループ「藤野電力」の太陽光発電パネルでまかなう。
 同生協の柳下信宏・政策調整部長は「原発再稼働の動きが強まっているが、ちょっとした工夫で節電ができる。エネルギーの自給や選択についても、考えるきっかけとなるイベントにしたい」と話す。
 「東日本大震災・復興支援まつり」は11月9日午前11時~午後2時半。雨天決行。
問い合わせは、同生協政策調整部(045・474・0985)へ。

(前田基行)