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2013年12月05日:生協流通新聞

3.11後の新たな未来へ

生活クラブなど 自然エネ100%のイベント
神奈川で「復興支援まつり」

会場の山下公園

 「自然エネルギー100%で、被災地とともに復興支援まつり」─。東日本大震災が起きた「3・11」後の新たな未来に向け、“脱原発”と“復興支援”を訴える復興支援まつりが神奈川県で開催された。主催は県内生協や生活クラブ・運動グループなど。模擬店(108店)が使う電力は、秋田県にかほ市で生活クラブが行う風力発電の余力を“環境価値”として置き換え、会場内の太陽光発電も使うなど自然エネルギー100%で実施した。

 生活クラブ神奈川をはじめとする神奈川県の生協、生活クラブ関連の運動グループなどの主催による「東日本大震災・復興支援まつり」が11月9日“脱原発”と“復興支援”をテーマに横浜市の山下公園で開催され、被災地からも14団体が出展。2年半が経過して風化が心配される震災の課題や被災地の状況など「脱原発」と「復興支援」を県民に訴えるイベントに、約7000名が来場した。
被災した取引先の高橋徳治商店、重茂漁協、丸壽阿部商店が現状を報告 108の模擬店がブースを出し、被災地からも農産品や海産物、工芸品などを販売。模擬店が使う電力は3時間のイベントなら100キロワット時で足りると試算。実際には公園内のコンセントから電気を使うが、風力発電(秋田県にかほ市の生活クラブ風車)の余力を“環境価値”として取引して置きかえた。
 また、音楽ライブのステージに使う電力は、相模原市の市民グループ「藤野電力」が会場に設置した太陽光発電パネルによる発電で賄った。
 会場のステージでは被災地から共生地域創造財団、丸子イチゴ農園、小川仮設住宅(福島県新地町)などが復興に向けた取り組みや被災者の現状を報告。
 被災生産者では重茂漁協(岩手県)の女性職員、高橋徳治商店(宮城県)の高橋英雄社長、丸壽阿部商店(同)の阿部寿一専務が震災以降の支援と商品を通じた復興への協力に感謝を述べた。
 また、生活クラブ風車のある秋田県にかほ市の横山忠長市長も登壇し、被災した東松島市とは夫婦関係にあり、復興のために職員を派遣していることなどを語った。