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2016年06月05日:生協流通新聞

生活クラブなど シャボン玉フォーラム「石けん利用が地球を救う」

下水処理場の問題も指摘

講師も交えて意見交換山7月は「シャボン玉月間」。
生活クラブやグリーンコープなどで構成する、せっけん運動ネットワーク主催の『シャボン玉フォーラム』が5月13・14日、「東京発!石けんで水の惑星地球を救え!」を全体テーマに掲げ、都内のホテルで開催された。

全体会では、同ネットワーク代表幹事の佐々木博子氏のあいさつに続き、パルシステム連合会など石けん利用伸長率の優秀団体を表彰。

水ジャーナリストの橋本淳司氏続いて、東京農工大学教授の高田秀重氏(合成洗剤、環境ホルモン、プラスチックと私たちのくらし)と、水ジャーナリストの橋本淳司氏(限りある地球の水~100年後の水を守る)が基調講演。会場前のロビーでは参加同体の活動報告やヱスケー石鹸、太陽油脂などによる石けん商品の展示・販売も行われた。

石けん利用伸長率の優秀団体を表彰高田教授は、化学物質や環境ホルモン、プラスチックなど多種多様な化学物質の水環境への放出による海の汚染状況について報告。

合成洗剤については、下水処理の場合でも「雨天時越流が起こる雨量は下水処理場の容量などに依存するが、東京の湾岸部ては時間降雨量3ミリの雨でも下水の越流が起こる処理区があり、年間に50回以上越流が起こっている」とし、雨が降ると処理用に行かない下水があふれ、未処理の下水が水域に入っていくことを指摘。

会場前のロビーに出店したヱスケー石鹸は石けん商品などをPR海の汚染物質として、合成洗剤に含まれる蛍光増白剤とアルキルベンゼン(界面活性剤のLASの原料)の相模湾や東京湾におけるモニタリング調査も紹介し、蛍光増白剤は下水処理場で半分くらいは取り除かれるが、通常は取り除かれるアルキルベンゼンは、災害時など下水処理場が被災し損壊していると水域へ流入する、と説明。

2日目の分科会では(1)私たちのくらしを私たちの手で守る~地球の仲間とつくった石けん運動、(2)家庭でもできる!石けんクリーニング、(3)化学物質によるヒトへの健康影響について~空気質や香りを中心に、(4)家庭にひそむ見えないリスク~有害化学物質にご用心、(5)身近で不思議な水の世界 楽しく学ぼう「おみず」の?(ハテナ)、(6)化学物質の被害をなくすために~家庭のなかの有害化学物質含有製品についての調査結果 ―― の6テーマで意見交換した。

【2016年6月8日掲載】