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2017年12月17日:山形新聞

全国初 生産者の生協「庄内親生会」設立準備中

こだわりの食材を宅配する生活協同組合「生活クラブ」に農畜産品、加工品を納めている庄内の企業・団体が生活協同組合「庄内親生会」の設立を目指している。組合員は11企業・団体の従業員。生産者を想定。旗振り役の平田牧場(酒田市)によると「生産者」による組合の設立は全国初という。庄内エリアを対象に、生産から消費まで管理する新たなシステムが構築される。16日に同市で発足に向けた会合を開いた。

食材宅配生協に納入の団体・個人
自給へ 自らの商品購入

同クラブは国産、無添加、減農薬などこだわりの安心食材を宅配や共同購入で全国各地に届けている。平田牧場やJA庄内みどり(酒田市)、月山農場(同)、月山パイロットファーム(鶴岡市)などは、長年農畜産品・加工品を納入してきたが、庄内地方は対象エリア外で、購入できなかった。食の自給ネットワークを構築すると同時に、自分たちの商品を消費者の立場で購入、使用することで事業改善や新商品開発にもつなげようと、昨年から設立に向け準備してきた。

同クラブヘの納入品を運ぶ運送会社を加え、11企業・団体の従業員と生産者の約600人が組合員となる見込み。週1回、各組合員が注文した商品を平田牧場の施設など4カ所で受け取れる仕組みを想定。今月中に組合の設立認可を県に申請し、認可されれば来年4月ごろから購入可能になる。 一般組合員を募集するかは今後検討する。

この日、酒田市のガーデンパレスみずほで会合を開き、組合の定款や役員候補を決めた。新田嘉七設立発起人会代表は「食、エネルギー、福祉を庄内で自給できるネットワークを実現させようという大きな構想の一環。成功に導きたい」とあいさつした。

*写真:生活協同組合「庄内親生会」の設立を目指して開催された会合=酒田市・ガーデンパレスみずほ

★山形新聞 2017年12月17日付 9面掲載の記事を転載しました。

【2017年12月20日掲載】