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<災害対策・第28報>相馬市・新地町状況報告No.4

生活クラブふくしま  土山雄司専務理事

 被災地への救援物資の提供とふくしま単協へのご支援、誠にありがとうございます。
 その上で、連合会のホームページに寄せられる激励のメールに勇気づけられています。この場を借りて、連合会並びに各単協の組合員・職員の方々にお礼を申し上げます。

先が見えない

 福島原発事故による放射能汚染問題が長期化し、住み慣れた家や地域に住むことが許されない自主避難地域周辺では、今後とも住み続けられるかどうかがわからない状態が続いています。浜通りから福島県の内外に避難した人たちは帰郷の望みが立たず、浜・中通りに住む人たちにとって、日々放射能の脅威の中で暮らさなければない状況は、苛立ちと閉塞感しかありません。ましてや、生活の糧である農業・漁業や観光は、風評被害も含め大きな打撃を受け、これからの展望が見いだせません。
 しかし、生活クラブふくしまとしては、今後も親の介護や仕事の関係、地域に住み続けたいという思いで浜通りに残った人たちの生活を支える為、救援物資の搬入と消費材の配達を続けています。その事で、浜通りの町がこれ以上喪失する事なく、避難した人たちが安心して帰ってこられる町を残す一助になりたいと考えています。そして、次の段階として協同組合として共助・自助(人の絆)を通して町が復興できるよう貢献します。

 相馬市・新地町の状況について

 救援物資については、各行政区(新地町・相馬市・南相馬市)とも概ね充当するようになりました。ただ、被災地での生活の質が日々変わっており、新地町については、調味料(砂糖・酢・醤油・味噌・味醂)や卵・お肉とレトルト食品の要望があります。相馬市・南相馬市は、それ以外にお菓子の要望があります。今後は、各行政区とも復興に必要なビニールシート・軍手・長靴等が必要になってくると思います。
 新地町では、5月から仮設住宅の入居が始まります。相馬市でも瓦礫の後片付けのボランティア募集が始まりました。今後生活協同組合として、避難所や避難先から仮設住宅に入居し新たな生活を始める人たちの生活をどう支えて行くのか、また、復興支援の有り方をどうしたら良いのか、ふくしま単協として計画案を策定し連合会とも協議し実施していきます。

原釜幼稚園の園児からのお礼

 (株)ゆうエージェンシーと提携出版社から、被災地に緊急支援として子どもの本を送りました。それに対して、原釜幼稚園の園児(もう小学生になっていますが)から、お礼の手紙がきました。

「ありがとう とみたさん」(※「とみたさん」はゆうエージェンシーの社長のことです)

「えほんありがとうございました。おうちのえほんがなくなっちゃったからうれしかったです」

 希望が見いだせないなか、時間は過ぎています。被災地への支援と単協の実情を鑑みると焦りはありますが、私たちが出来る範囲で精一杯頑張っていきたいと思います。被災し原発に翻弄されながらも、立派な小学生になると誓った子もいるのですから。

 4月12日(火)に被災後初めてのふくしま単協の理事会を開催します。専務理事の専決事項としての執行から、理事会として執行機能に戻ります。生活クラブふくしま総体として、今後の被災地への支援とふくしま単協そのものの復興をどうするか話し合います。今後も連合会からの支援は不可欠だと思いますので、宜しくお願い申し上げます。
 尚、放射能レベルが低下し、業務・組織上の観点から4月18日(月)より米沢から本宮市のふくしまセンターに戻り業務を開始する予定です。消費材や機材の安全を図る所存ですので、重ねて宜しくお願い申し上げます。

 

 

復興支援、前のお知らせ

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