ニュース&トピックス
<災害対策・第77報>お茶の放射能検査結果
11年度産のわたらい茶一番茶(三重県産)について、提携生産者が実施した自主検査結果が届きましたので報告します。

製品も生茶も5月12日以降に採取した一番茶です。
生茶葉は熱で乾燥されて「荒茶」になり、さらに乾燥させるなどの仕上げ工程を経て、
「製茶」になります。その製茶をお湯で煎じて飲用茶になります。
生茶葉の検査結果は放射性ヨウ素、放射性セシウムのいずれも不検出でした。
お茶は製品にする過程で水分を蒸発させるので、
残留放射能の濃度が生茶よりも高くなります。
そのため、製茶の放射性ヨウ素は不検出でしたが、
放射性セシウムの濃度は1キログラム(kg)あたり合計11ベクレル(Bq)でした。
また、茶葉をお湯で抽出した飲用茶の場合は、放射能がさらに湯で薄まります。
放射性セシウムの国の暫定規制値は、生茶に対して500Bq/kg、
飲用茶に対して200Bq/kgであり、いずれも基準内でした。
わたらい茶は、これまで毎年放射能の測定をしていますが、近年は全く不検出でした。
「不検出」とは
検出限界値は測定装置の能力に規定されます。
生活クラブが検査を依頼している放射能汚染食品測定室の現在の検出限界値の目安は、
放射性ヨウ素は2Bq/kg程度、放射性セシウムは5Bq/kg程度になります。
できるだけ小さい数値も報告するように努めていますが、小さい数値ほど誤差が大きくなります。
福島第一原発事故の発生を受けて、生活クラブではチェルノブイリ原発事故(1986年)を契機に通常の生活での放射能防護を目的に策定した自主基準の運用を停止し、新たな自主基準を制定するまでは現在の国の暫定基準を運用することとしました。


