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建築士などオルタサークルのメンバーが、福島の仮設住宅を支援

(『被災地支援共同事業体』では東北被災地に対し、さまざまな支援活動を行っています。現地での活動のようすを荒井勇生活クラブ連合会現地対策事務局長の報告からお伝えします。)

オルタサークル集会所下駄箱の位置決め 9月1日(土)、オルタサークル(*)のメンバー(坂内博常務取締役、堺原敏夫建築プランナー、(株)山田建設代表取締役山田一元 各氏)が、相馬・新地町の仮設住宅支援のための聞き取り調査を行いました。

(*)生活クラブ生協・神奈川、福祉クラブ生協、住宅専門家たちの出資により1998年にオルタスクエア株式会社が設立されました。主な事業は建築設計・リフォーム、建材販売、不動産仲介等。「オルタサークル」はオルタスクエア(株)の趣旨である「住む人にとって安全で健康な住環境を実現していくこと、また、環境への負荷が少ない建材や設備を利用することで地球温暖化等の問題に対処していくこと」に賛同して集まった設計士・工務店・専門業者・建材会社のグループ。

 すでに宮城県名取市の仮設住宅へのベンチ提供支援で好評を得た実績のある建築専門家グループであり、生活クラブ神奈川理事長の声掛けにより新地町の仮設住宅の訪問が実現し、小川(新地町運動公園)仮設住宅及び福田仮設住宅の自治会長(横山、三宅両氏)への訪問・取材が行なわれました。
 新地町のほぼ中央に位置し、世帯数も一番大きな(110世帯)小川仮設住宅では、横山自治会長(生活クラブ組合員)宅で仮設住宅内の生活実態・不具合を聞き取るとともに、日常居住者が集う住宅の東西2か所の公設ベンチ設置場所及び仮設住宅集会所の現場で希望を聞き取りました。自治会長からは公設のベンチは日常のたまり場になっており、さらにベンチの高さにあったテーブルがあるとお茶など置いて話せるコミュニティ空間となり助かるという希望が出されました。

オルタサークル支援調査 オルタサークルのメンバーからは、支援で贈られたパラソルが5~6台あるが、土台だけでは不安定で使いにくいので、テーブルを設置し穴を開けて2点で立てられるようにすると、せっかくの支援の気持ちが生きてくること。また、集会所の出入り口は軒が短く、靴など外で脱ぎ、雨の日などは使いにくい構造になっていることから、集会所入口内側に靴箱とスノコを設置すると使い勝手と見た目にも良くなるなど、専門家からの目線で提案しました。
 福田仮設住宅では、集会所の横に自治会のテントが2基立てられ、下には縁台が置かれゴーヤなどの植物で道路からの目隠しもあることから居住者のたまり場となっています。日陰で風通しが良く、総じて狭く暑い仮設住宅を敬遠して休日にはそこで昼寝をする人もいます。生活クラブふくしまの青空市開催の場所でもあります。三宅氏には、縁台と縁台の間に幅の短いテーブルを置くことを提案し、快く了解されました。
 訪問メンバーは、来週にオルタサークルの会議があることから、そこへ今回の調査報告と写真を交えて、具体的な支援提案をするとのこと。また、小川仮設の横山自治会長に、他の仮設住宅への縁台などの支援の采配をお願いすることとしました。

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