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20年目を迎えた加工用トマト収穫の「計画的労働参加」

 生活クラブで取り組むトマトジュースは、長野県産のジュース用(加工用)トマトを搾り、そのまま缶に詰めたシーズンパック。真っ赤に熟したトマトのおいしさが詰まっています。

国産ストレートは貴重

加工用トマトは支柱を立てず地面に這わせて栽培する。わらで覆って強い直射日光を遮る 市販の「果汁100%」のトマトジュースの多くは、安価な海外産のトマトピューレやペーストに、濃縮した分の水を加えてもどした「濃縮還元」タイプです。かつて、トマトジュースは国産原料を搾って詰めたストレート果汁が主流でした。
 しかし、海外産のピューレやペースト、さらにはケチャップやジュースの製品輸入の自由化による打撃と、生産農家の高齢化などにより、国内の加工用トマト生産農家戸数や作付け面積は減少傾向にあります。
 今や、国産のストレートトマトジュースは貴重品なのです。

「お手伝い」ではなく労働力

真っ赤に熟れたトマトだけが収穫される 加工用トマトの栽培では、生食用のように支柱を立てたり余分な枝をのぞくといった作業はありませんが、春の苗の定植と夏の収穫期は非常に忙しくなります。特に真夏の収穫は、真っ赤に完熟したトマトを適時に収穫するために、多くの人手が必要になります。
 生活クラブでは、「国産加工用トマトを原料とする、素性が確かでおいしいジュースを飲み続けたい」との思いから、長野県内の加工用トマトの主産地の一つである飯綱町(「JAながの」管内)で、トマト収穫作業などに携わる「計画的労働参加」を1995年に開始しました。
 これは、消費者が農家の仕事をお手伝いする「援農」とは異なります。参加者は労働対価を受け取り、労働力としての役目をきちんと果たします。毎年、組合員やその家族が定植や収穫のために飯綱町を訪れ、活動は今年で20年目を迎えました。

うまい!今年のトマト

地面にしゃがみ込んでの収穫作業は重労働。一日の終わりには足と腰が悲鳴をあげる 「集中して人手がいるこの時期に、毎年来ていただけることは農家にとって大変ありがたく、頼りにしている」と生産農家は話します。現在、この活動に参加しているのは東京・神奈川・千葉・埼玉・長野・関西の各単協で、夏の収穫期には4班に分かれて計10日間、飯綱町を訪れます。今年は8月10~12日の第1班・40人を皮切りに、のべ115人が労働に参加しました。
 今年は初夏に雨が少なかったためかトマトの味が非常に濃いそうです。ぜひ、そのおいしさをジュースとして味わってみてください。

*今年収穫したトマトを原料とするトマトジュースのお届けは、秋以降になります。おたのしみに。

 
 

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