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生活クラブの鶏肉「丹精國鶏」は薬を使わずに健康に育っています

2018年3月31日に新聞各社で「鶏肉の薬剤耐性菌」に関する厚生労働省研究班の調査結果についての報道がありました。生活クラブの鶏肉「丹精國鶏」の飼養基準について報告します。

「薬剤耐性菌」についての報道内容とその背景

各紙の報道は、「国産や輸入の鶏肉の半数から抗生物質(抗菌薬)が効かない薬剤耐性菌が検出されたことが厚生労働省研究班の調査でわかり、健康な人なら食べても影響はないが、免疫力が落ちた方や高齢者の体内に入って感染すると、抗菌薬による治療が難しくなる恐れがある」という内容でした。
 
抗菌薬は人の病気の治療のほか、畜産・水産業や農業でも使用され、特に製造・流通量が多いのは家畜用です。病気の治療以外にも、成長促進目的で飼料に混ぜて家畜に与えられています。
家畜に使われる抗菌薬の中には、人の薬と同じか、よく似た薬もあり、そうした薬を使い続けて家畜の体内に耐性菌ができると、排泄物の環境への放出や食品などを通じて人にも広がり、人を治療する際に抗菌薬が効きにくくなるなど、悪影響が出る可能性があることがわかってきています。
 
世界保健機関(WHO)では、人の治療に使われる約30種類を「医療上、重要な抗菌薬」としてリスト化したうえで、2017年11月に、これらを家畜の成長促進目的には使わないよう求めるガイドラインを発表しています。日本政府でも、2016年に薬剤耐性菌に対する行動計画を策定。動物用の抗菌薬についても「慎重な使用の徹底」をかかげ、家畜の耐性菌を削減する数値目標が定められました。
 

生活クラブの鶏肉「丹精國鶏」は薬を使わず健康に育っています

一般の国内での鶏肉生産では、配合飼料の90%程度には抗菌剤が用いられており、多くの場合、飼料メーカーで配合されています。
一方、生活クラブの鶏肉の「丹精國鶏」は、鶏の健康を第一に考え鶏舎の環境に配慮して育てているので病気になりにくく、無投薬飼育が実現できています。飼料メーカーでの無薬(抗菌薬)の専用ラインで製造された配合飼料を与えています。
 
◇丹精國鷄(国産鶏種はりま)の統一した飼育体系基準
鶏舎構造 開放型鶏舎
飼育形態 平飼い飼育
飼育密度 出荷時40羽/坪以下
出荷日齢 55日齢以上
飼料
PHF/NON-GMトウモロコシ
NON-GM大豆カス
飼料用米の活用
投薬(抗菌剤等) 無投薬
 

 

【2018年6月5日掲載】
 
 
 

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