プレスリリース

 プレスリリース一覧へ

希少な国産鶏種の普及拡大をめざし、生活クラブ生協の国産鶏肉が新ブランド「丹精國鶏」に。

生活クラブ生協連合会が構成団体として参加している「はりま振興協議会※」では、国内で育種改良された国産鶏種「はりま」のおいしさと安心を、より多くの人にわかりやすく伝えていくため、ブランド名を新たに「丹精國鶏(たんせいくにどり)」としました。今後、生産者と消費者がともに手を携え、年間200万羽の生産と消費をめざしていきます。


日本国内で育種開発された国産鶏種は国内流通の約2%

日本の鶏肉自給率は66%ですが、そのうち肉用鶏の種鶏の98%が外国からの輸入品種です。鶏種を海外に依存している日本では、輸出国で鳥インフルエンザなどが発生すれば鶏肉の生産ができなくなるリスクがあります。そこで生活クラブ生協では、国内で三世代以上にわたる育種によって開発された国産鶏種「はりま」を共同購入してきました。  

健康に育てられた国産鶏種の価値を高めるために
生活クラブの鶏肉は一般的に一坪あたり60羽飼われているところを35羽(冬40羽)に抑え、飼育期間も50日前後のところを55日以上かけて、開放鶏舎でゆっくり・ゆったりと育てています。無投薬での飼育を基本とし、エサには遺伝子組み換えでない穀物や国産飼料用米を与えるなど鶏の健康管理を最優先にしており、その食味の良さと安全性の高さには定評があります。

一方、国内で流通している外国鶏種に比べると飼育に必要なコストがかかり、価格的に対抗できていないのが課題です。安定した生産と消費を実現するために、より生産効率の良い国産鶏種の育種開発と、その生産体制を整える準備を進めることが必要であり、 2016年4月から「はりま振興協議会」では育種改良のフィールドテストを始めました。

さらに、希少な国産鶏種の普及拡大をはかるために「はりま振興協議会」では「丹精國鶏」というブランド名を付けました。生産体制の拡大に応じて生活クラブ生協での共同購入に加え、外部販売の可能性も検討していきます。   

また、生活クラブ生協では、利用が少なく余りがちな部位を主体としたアイテムの豊富化や加工品の開発を行ないます。処分が想定される内臓類についてはペットフードでの利用を継続し、生産者が丹精込めて育てた「丹精國鶏」を余すことなく消費していきます。
「丹精國鶏」の食べごたえ、脂っこさのない深い味わい、鶏肉本来の美味しさをより多くの方に伝えていきます。

丹精國鶏について詳しくはこちら≫
 

※はりま振興協議会:「はりま」の生産振興や普及について意見交換や情報交換のため2005年に設立された協議会です。構成団体は、全農チキンフーズ(株)、群馬農協チキンフーズ(株)、 (株)秋川牧園、オンダン農業協同組合、 (株)イシイ、全国農業協同組合連合会、生活クラブ生協連合会で、オブザーバーとして独立行政法人家畜改良センター兵庫牧場はじめ「はりま」の生産と流通に関連する各社が参加します。  
 
【2016年5月2日掲載】
 

ページの先頭に戻る