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美浜原発3号炉は、再稼働せずに廃炉にすることを求めます 生活クラブが意見書を提出

生活クラブは、原発のない社会をめざしてさまざまな活動に取り組んでいます。

原子力規制委員会は11月16日、関西電力美浜発電所3号炉の運転延長を認可しました。

福島第一原子力発電所の事故後に作られた新しいルールでは、原子力発電所の運転期間を原則40年とし、1回に限り最長20年の延期ができるとされていますが、例外が安易に認められることによって、老朽化した原子力発電所の稼働延長がなし崩し的に認められ、再び原発依存に向かう道へと逆戻りするのではと懸念しています。

生活クラブ連合会は12月6日に開かれた理事会で、原子力規制委員会と内閣総理大臣にあてて、美浜発電所3号炉の廃炉を求める意見書を提出することを決定しました。以下は、その意見書の全文です。


美浜発電所3号炉は、再稼働せずに廃炉にすることを求めます

11月16日、原子力規制委員会は、関西電力美浜発電所3号炉の再稼働を認可しました。 福島第一原子力発電所の事故後に作られた新しいルールでは、原子力発電所の運転期間を原則40年とし、 1回に限り最長20年の延期ができるとされています。しかし、高浜原発に続いて美浜原発でも、例外が安易に認められました。

これに対し、生活クラブ連合会は強く抗議します。40年を超す老朽原発を延命させるのは、安全面からも、脱原発の未来に向かうためにも、認められません。

原子力発電所の運転期間を40年とするルールは、甚大な被害を今ももたらし続けている福島原発事故を踏まえ、圧力容器が核分裂で発生する中性子を浴びることでもろくなる目安として決められました。また、問題が指摘されている可燃性の電気ケーブルについては、難燃性ケーブルに交換できないものは防火シートで覆うことが認められ、十分な耐火性能が保てるのか疑問です。地震活動が活発化している現状を考えると、老朽した原子炉が強い揺れに耐えられるのかという問題もあります。

そして最長20年の延長は、「例外」に過ぎません。この例外の枠を不用意に広げてしまえば、福島原発事故を教訓に作られた制度が効力を持たず、再び原発依存の道へと逆戻りしてしまうのではと懸念します。美浜原発3号機は、直ちに廃炉にすべきです。

2016年12月6日 生活クラブ連合会 理事会

以上

【2016年12月12日掲載】

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