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8月1日~7日は栄養週間!"新型栄養失調"が急増中!生活クラブ「"かくれ栄養失調"予防セミナー」事後レポート 

生活クラブ生協連合会(本部:東京都新宿区、以下生活クラブ)は、生活クラブ東京が運営する「クッキングスタジオBELLE(ベル)」で、「“かくれ栄養失調”予防セミナー」を8月2日に開催しました。

8月1日~7日は、日本栄養士会が「全国の管理栄養士・栄養士とともに、日本中のみなさんの『栄養を楽しむ』生活を応援します」として呼びかけている「栄養週間」です。

この呼びかけに合わせて、“生命力にあふれた健康な食生活をサポートする”、生活クラブの食デザイン=「ビオサポ」の取り組みをアピールするイベントとして、「“かくれ栄養失調”予防セミナー」を開催しました。

*ビオサポ=生命を意味する「BIO」と「美を」を掛けた造語

 

“かくれ栄養失調”とは、3食しっかり食べているように思えるのに、必要な栄養素が足りない状態に陥る「新型栄養失調」として最近注目されています。若い世代の男性・女性や、サラリーマン、高齢者や子どもたちといった一見普通の人びとにも増えているといわれます。


ふだんの食事を見直そう 食品添加物や栄養バランスの知識も大事!

セミナーでは、生活クラブ連合会の管理栄養士が講師となり、参加者の生活クラブ組合員9名を対象に、普段の食事内容をチェック。栄養についての正しい知識と、“かくれ栄養失調”に陥らないために必要な栄養素のとり方についてお話がありました。

お話は、食品添加物の説明から始まりました。外食や調理済み食品を摂取する機会が増えていますが、そうした食品には食品添加物が使われていることが多いものです。添加物の中には安全性に疑問が持たれていたり、発がん性が懸念されている物質などもあるため、老若男女問わず、基本的にはなるべく摂取を避けたほうがよいということです。また、健康に良いとされる市販の食べ物や飲み物の中にも、本来は不必要なはずの食品添加物が含まれていることも少なくないそうです。健康に良いと思って摂取していると、気づかないうちに余計な食品添加物まで摂取することになってしまいます。

お話の後は、実際に食品添加物を使って3種類の飲み物を作る実験を行ないました。使用したのは、水・ぶどう糖果糖液糖・香料・着色料・クエン酸。

それぞれの食品添加物を決まった分量で混ぜ合せると、なんと市販されている清涼飲料の味がそっくり再現される結果となりました。参加者からは「おいしい」「いつも飲んでいる飲みものの味」という驚きの声があがり、ふだん気づかずに口にしている食品と添加物の関係について、それぞれが思い起こしている様子でした。
 

続いて、今回のメインテーマである「かくれ栄養失調」へ。「かくれ栄養失調」は、高カロリー低栄養の食事をとり続けることで起こってしまう現代病ともいえる栄養失調状態を指します。

からだにとって大事な三大栄養素-たんぱく質・脂質・糖質は、実はそれを摂るだけでは不十分で、ビタミン・ミネラル類である「微量栄養素」も同時に摂らなければ、栄養素本来の働きが不十分になってしまいます。微量栄養素は名前の通り、さまざまな食品に少量ずつ含まれているため、意識して多種類の食材を食事に取り入れるようにしないと、ついつい不足しがちになってしまうそうです。

例として、ある50代の男性の一日の献立を紹介。一見するとバランスがとれていて、健康に気を使っている献立のようですが、栄養素をグラフ化してみると、意外にもグラフはガタガタ。理想的な栄養素は摂れていない献立だったことがわかりました。栄養のある食材をただ食べるだけでなく、食べ方の組み合わせも重要だということがよくわかる例でした。

これが、生活クラブのビオサポが提唱する、「食べ物半分、食べ方半分」という理念につながります。

旬菜料理家・伯母直美さんが「かくれ栄養失調対策レシピ」を実演

次に旬菜料理家・管理栄養士である伯母直美さんが登壇。セミナーのテーマに沿って、バランスの良い栄養吸収を考えた「”かくれ栄養失調”予防」レシピを、参加者の前で実演とともに披露しました。

披露されたレシピは、ビタミンAを上手に摂取!免疫力アップに「トマトとベーコンのピラフ」、鉄とカルシウムを手軽に「具だくさんミルクスープ」、老化防止!活性酸素を抑えるビタミン豊富「ビタミンACE(エース)サラダ」の3品。参加者からは鮮やかな手つきで魔法のように仕上がる伯母さんの料理の数々に感嘆の声があがっていました。

実演の間は終始和やかな雰囲気で、伯母さんお気に入りの生活クラブの食材の話、調理ポイントや、今回のレシピのアレンジ方法などを交えながら進み、参加者の方々は真剣な眼差しでメモをとったり、興味津々で質問をされたりしていました。そしてお待ちかねの試食タイム。

参加者からは「おいしい!」「これなら簡単につくれる!」という声が次々と上がり大好評。実食の合間にも伯母さんはアレンジの説明や作り方のコツ、実生活での食材の使い方などをお話され、その間に参加者もいつの間にか全員が笑顔で完食。試食後に熱心に質問をする参加者の方もおり、最後まで賑やかな雰囲気の中、本会は終了となりました。

 

生活クラブ「“かくれ栄養失調”予防セミナー」概要
■開催日:2017年8月2日(水)
■会場:クッキングスタジオBELLE(世田谷区宮坂3-13−13 生活クラブ館3F)
■内容:  「生活クラブとビオサポ」「かくれ栄養失調と対策について」「かくれ栄養失調対策レシピ試作&実食」(旬菜料理家/管理栄養士伯母直美さん)

◇生活クラブについて
生活クラブは「生活協同組合」です。今から約50年前、「まとめ買いして安く分け合おう」と、200人あまりのお母さんたちが集まって牛乳の共同購入を始めたことからスタートしました。今日の生活クラブでも、既存の商品を購入するのではなく、自分達の生活に必要な品物を、自分たちが開発過程にかかわりながら生産者とともに、納得いくものをつくるという、徹底したものづくりの姿勢でとりくんでいます。

毎日の暮らしを私らしく豊かにしたい。そんなあなたを生活クラブはサポートします。

生活することは、消費することです。”なにを””どのように”消費するか、という選択は、そのまま「どんな未来にしたいか」「次の世代へ何を手渡したいか」へとつながっていきます。

私たちは、自然と共生し、食べ物(Food)、エネルギー(Energy)、福祉(Care)をできるかぎり自給・循環させる「サステイナブル(持続可能)な生き方」をめざします。

★生活クラブの健康な食デザイン「ビオサポ」のウェブサイトはこちら
http://seikatsuclub.coop/biosapo/

 

【2017年8月4日掲載】

 
 

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