生活クラブ連合憲章

生活クラブ連合憲章

生活クラブは、「生活」に根ざして”自ら考え、自ら行動する”市民が集う「クラブ」として1965年に創立されました。以来、消費者を排除した市場経済のあり方に異議を申し立て、消費者自らが生産・流通に参画する運動と事業を提案・実行してきました。

今、歴史は大きな転換期を迎えています。グローバリズムと競争原理のもと、格差・孤立がかつてない速度と規模で進行しています。しかし、人々は、それでも希望を捨てることなく、それぞれの地域で、また、国際連帯を通じて問題解決に挑み続けています。このような状況のなか、国連は2012年を国際協同組合年と定め、「協同組合は、その様々な形態において、女性、若者、高齢者、障害者および先住民族を含むあらゆる人々の経済社会開発への最大限の参加を促し、経済社会開発の主たる要素となりつつあり、貧困の根絶に寄与」していることを宣言しました。協同組合をはじめとする非営利・協同セクターが果たすべき役割への人々の期待は、これまで以上に高まっています。

組合員主権にもとづいて運営される生活クラブの会員生協は、自立と連帯の立場で連合し、あらゆる人の生活の豊かさを実現する「サステイナブル(持続可能)で民主的な経済・社会モデル」を提起し実践します。そして、必要な機能を共有・発揮することで、以下のとおり行動します。

一.生活クラブ連合会は、安全・健康・環境ならびに協同を生活価値として捉え、その向上・改善を図り、経済的・社会的な発言力・影響力を発揮します。

一.生活クラブ連合会は、会員生協の連合する力で、食料(Foods)・エネルギー(Energy)・福祉(Care)を地域で自給・循環する “FEC自給ネットワーク”をつくり、地域社会に貢献します。

一.生活クラブ連合会は、サステイナブルな経済・社会・文化の基盤となる平和と環境を守るため、常に非戦と共生の立場を貫きます。生存・生活を獲得するために、平和と環境諸条件の保全および改革をめざし、地域協同社会の民主的で、自立的な発展に寄与します。

(1989年創立総会決定、2016年第27回通常総会改訂)