おおぜいの自主監査
「北東京生活クラブ」による「
食酢」の監査
監査実施日:2009/03/18
| 監査者 | 北東京生活クラブ まち豊島/まち練馬北 |
監査参加人数 | 12 |
|---|---|---|---|
| 監査対象生産者 | 私市醸造(株) | 監査対象消費材 |
監査した主な内容
- 主たる原材料の酒粕、米について素性を確認する。
- 酢の桶の衛生管理について確認する。
- 残渣物(最終段階で出る残りかす)の処理の確認
以下のことが確認できました
- 酒蔵から仕入れている米粉の原料となる米の産地、農薬の使用状況についてどこまで情報開示は、「宮城県産、一ノ蔵契約農家」までしか遡れない状況で、不十分であることが分かりました。私市醸造(株)さんでは米粉と玄米粉について年1回農薬検査等を行い対応しているとのことでした。生活クラブが安心安全とするのは、無農薬でなければいけないとか、この材料でなければいけないとかではなく、現状が明らかになるということが大切だということを確認し、今後明らかにしていく努力をするという意見を共有しました。
- 加工食品基準02-2-A-01「原材料に添加されている食品添加物や1次処理のための薬剤の不使用」:ホワイトビネガーの製造工程で、窒素、リン、カリウム、グルコースを添加している。これらは酢酸菌が発酵するための栄養分となります。すべてなくなってしまうため、表示義務のないものであり、製造上不可欠のものであることが判りました。
監査意見・感想など
- 酢の製造工程など詳しい説明を伺い、美味しい酢を造るための強いこだわりを感じることができました。
- 大体の場所ではせっけんを使用しているとのことでしたが、研究室においては、菌を取り扱うという特殊事情のためミューズを使用せざるを得ないということでした。できましたら、提携生産者のせっけんの使用をご検討ください。
- 今回、製造工程、原材料について詳しい説明がありました。色々な「まち」が「おおぜいの自主監査」を行なうたびに同じ質問が出るため、今後同じ質問が繰り返されないようにしっかり引継いで欲しいとのことでした。同じ質問が繰り返され、その回答に時間をとられ、新たな質問、意見交換の時間が少なくなってしまうことはお互いに不利益であり、きちんと引継ぐことが大切であると感じました。しかし、添加物、加工助剤のところは私たち組合員のもっとも関心のある項目でもあり、説明の中では難しい化学物質名も出るので、私たち組合員は正確に引継ぐことは困難であると感じました。
監査後の活動計画
- この1年間企画の度に生活クラブの美味しい酢の利用結集を呼び掛けてきました。今回監査に伺い生産者の熱意をあらためて強く感じることができました。
- 今後もまち広報紙等で利用増加を図るのはもちろん企画でも積極的に利用し広めて利用につなげます。


