おおぜいの自主監査
「横浜みなみ生活クラブ」による「
鶏ごぼうごはん」の監査
監査実施日:2009/07/24
| 監査者 | 横浜みなみ生活クラブ 理事会 |
監査参加人数 | 25 |
|---|---|---|---|
| 監査対象生産者 | 全国農協食品(株) | 監査対象消費材 |
監査した主な内容
- 異物混入を防ぐ対策(人的、機械的含め)について
- 原材料のニンジン、ゴボウは原産国も加工地も日本とありますが、「きぬさや」のように原材料に「国産」と明記されていないものがあります。これらを含む原材料のトレーサビリティーについて確認させて頂きたい。
主に以下のことが確認できました(概要)
- 他製品の原材料との区別については、固有コード番号できちんと管理されていることを確認した。
- 原材料の入荷時の納品書、および製品製造指示書については、後日データで確認できた。
- 工場見学の際は、アクセサリー類は一切はずし、頭のてっぺんから足の先まで防護服に身を固め、筆記用具も工場側が用意したものしか持ち込むことを許されなかった。さらに、髪の毛やゴミの進入を防ぐため、ローラーかけをし、エアーシャワーを浴びてから、見学に臨んだ。また、現場では見られなかったが、違う商品の製造開始の際には、10kg分は廃棄するなど、異物の混入防止には細心の注意を払っていることがわかった。
主な監査意見・感想など(概要)
- 会社内は、明るく、大変清潔に保たれていた。トイレも衛生状態が保たれていて、ドアノブ等に触れずに出入りできるようになっていた。また、手をきちんと洗浄し、乾燥してからでないとドアが開かず、トイレから出られないようなシステムになっていることは、大変な驚きであった。
- 洗浄ラインの一部に合成洗剤(PRTR法に指定されている物質を含む)を使用しており、できるだけ環境に負荷のかからない洗剤への切り替えをお願いしたい。
- 製品の鶏ごぼうごはんは、品質管理室で15ヶ月間保存されたあと、細菌検査と官能検査を実施するということであった。また、社内で毎月1回衛生講習会を実施し、クレームに対応しているということであった。今後も引き続き実施して頂きたい。
- 原材料の塩については、消費材の真塩への変更をお願いしたい。
- 用水については、河川の監視、環境パトロール、水質検査を実施している。 汚水は、ヤシの実・けい砂など5種類の活性炭を使って、発がん性物質を吸着させ、さらに、ろ過してから排水しているとのことであった。また、その際出た汚泥は、土壌改良剤や肥料として、畑で利用されるということであった。今後もこのような努力を続けて欲しい。
監査後の活動計画
- 今年新たに認定された新Sマーク消費材を切り口に、横浜みなみでは秋の利用結集活動を計画しています。消費材監査活動は、生活クラブの消費材を利用する意義が伝わる活動のひとつです。横浜みなみを構成する13コモンズ4デポーが監査活動を秋に実施できるように、まずは理事や事務局が監査を行うことが大切と捉え、理事会研修としてSマーク消費材の「鶏ごぼうごはん」の監査活動を実施いたしました。今回の経験を活かし、今後は各コモンズ・デポーが身近に実施できるようにしていきます。生産者が批准をしていても、監査が実施されないという状況を作らないためにも、より多くの消費材の自主監査に臨むことで、生活クラブの自主監査制度をよりよいものにしていきたいと考えます。
- 事前、当日、事後と監査を行う上での様々な対応をして頂き有り難うございました。


