おおぜいの自主監査

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「生活クラブ青森」による「さば水煮缶」の監査

監査実施日:2009/09/08

監査者 生活クラブ青森
2009 おおぜいの自主監査チーム
監査参加人数 4
監査対象生産者 日本果実工業(株) 監査対象消費材 さば水煮缶

監査した主な内容

  • 原料受け入れ基準と鮮度管理について
  • 生活クラブ専用製造ラインの確認(洗浄やコンタミetc.)
  • 衛生管理(防虫防鼠、清掃etc.)のマニュアルと実施状況について

主に以下のことが確認できました(概要)

監査前の打合せ

  1. 企画
    • 新鮮な原材料で脂肪量も検査し、受入基準など鮮度・品質の管理がしっかりなされていた。なお鮮度管理について、ヒスタミン値での管理にしている。
    • <物流経路>記載のシュリンク包装会社の工場が八戸にはないため、バラの缶詰が箱詰めされ、静岡の伊藤食品が利用している包装工場まで送られ、シュリンク包装されてから飯能DCに出荷されていることが分かった。
    • 消費期限が1095日となっていること、安全率は事前準備依頼書の疑問に対し回答が75~80%となってきたが、賞味期限は業界の慣例として3年を目安としていること、実際は5~10年でも持つことが分かった。
    • 検査の基準値等が各項目ともきちんと検査し、それ以外の官能検査も点数化しながら行っていることを確認した。
    • 生産能力について、供給単位で記入することとなっているが、監査の道具・事前準備依頼書回答とも単位が不明瞭だったため、当日確認した。
    • 異物混入対策として、工場内で製造ラインの上部にネットを張っているのを確認した。
    • 金属探知機が作動していることを確認した。
  2. 自主的努力項目
    • 原料の確保はしにくくなってきているが、八戸と太平洋沿岸の港で確保している。契約数量について、連合会との打合せを行い欠品のないように努力しているが、取り組み回数での調整を行っている。

主な監査意見・感想など(概要)

手詰め作業途中のさば水煮缶

  • 事前準備依頼・現地監査とも資料等が提示・用意がされ丁寧な対応でした。
  • 温暖化など海水温の変化といった自然環境の変化で漁獲量や海域も変化してきているようですが、今後もシーズンパックを取り組めるよう、原料確保をしっかり進めてください。
  • 安全率はもし5年としても60%の安全率でよく、10年なら30%になります。安全率の意味が正しく理解されるなら訂正した方がよいと考えます。
  • 生産能力について、供給単位で記入することとなっています。組合員取り組み形態の3缶一パックでの記載をしてください。
  • 要望として、塩分・カロリー表記を包材の変更の際には考えてください。
  • 要望としてライン洗浄に使用している合成洗剤には、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩が界面活性剤として使用されています。魚脂の性質上合成洗剤使用が現状免れないとしても、PRTR指定物質ですから、使用上の注意を一層しながら、できるだけより安全なものを探してください。

監査後の活動計画

  • おおぜいの自主監査報告ニュースを発行する。
  • 地区会等で報告会と利用の呼びかけを企画する。
  • レシピ提案をする。

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