おおぜいの自主監査
「多摩きた生活クラブ」による「
びん牛乳」の監査
監査実施日:2009/09/12
| 監査者 | 多摩きた3まち合同 (まち東くるめ・まち西東京・まち立川) |
監査参加人数 | 14 |
|---|---|---|---|
| 監査対象生産者 | 新生酪農株式会社(栃木) | 監査対象消費材 |
監査した主な内容
- 乳牛の飼育の安全性(品種、飼料、畜舎、周辺環境、衛生管理)
- びんの洗浄と目標原乳規格の状況と実態について
- 排泄物処理対策
主に以下のことが確認できました(概要)
- 酪農家から工場に入荷される入口で入念な検査が行われて選別・殺菌されて、充填後も検査されるなど、丁寧な管理が行われていることが分かった。
- アルカリ・酸の液体による洗浄は必要不可欠とはいえ、設備器具が変色するなど、成分が非常に強いものだと認識した。
- 人による検びんは、とても集中力を要するハードな作業と分かった。びんのコーティングシートを無地に変更すれば、機械化も可能だが、全体的な変更となるので、組合員の日頃の取り組み方(びんの洗い方・出し方)を共有して対処する方向性を選択した。
- びん口周りの洗い方を組合員と統一できるよう、話し合いができた。
- 粗飼料を国産で作るのに、費用と手間を要することを知り得た。
- 国産畜種の導入の奨励がなされていないが、酪農の歴史と経験の層は西洋の方が厚いのか思案した。
- 各酪農家が小規模の中奮闘されつつも、他の生産者(農家も含む)との連携による循環農業への参加が発展途中であることを認識した。
主な監査意見・感想など(概要)
- 関東近県で、新鮮な牛乳を製造できる体系(酪農家と工場)があることは、組合員にとって恵まれていることと感じました。
- 合成洗剤によるびん洗浄は、課題点ではありますが、いくつもの工程を経た洗びん・検びん作業にご尽力されている事が分かり、私たち組合員が身近でできること(びんの口周りを柔らかい布で洗うこと)を共有し、消費材の良さを伝え、利用結集に結びつけていきたいと思います。
≪指摘・要望≫
- まちでは、無地(白)のタオルを呼び掛けたところ、増えてきました。
- 組合員の中で「最初は糊がついている場合もあって吸水性も低いので、洗濯後に使用を」との声がありました。
- 家畜の世話は手がかかりますが、水などで畜舎の清掃を望みます。
- 農家によって、環境衛生面、水道、地下水の利用など、差がありますが、引き続き、酪農家に対する指導をお願いします。特に地下水使用の農家にも保健所の検査を義務付けてください。
- 飼料、肥料の添加物の中身について安全性を考慮したものの利用をお願いします。
監査後の活動計画
- 単協内で結果を報告、共有し、まちの機関紙、イベントでの展示などで発表する。
- 生産者交流会を企画する。
- VIEW西東京10月号にて、組合員全体に報告シリーズ1回目として、「びんの洗い方」を広報しました。今年度のテーマ材として、企画の料理に組み込み、アピールを続けます。


