おおぜいの自主監査

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「湘南生活クラブ」による「のり佃煮」の監査

監査実施日:2009/09/16

監査者 湘南生活クラブ
コモンズ足柄消費材アクションチーム
監査参加人数 6
監査対象生産者 (有)マルヨーのり製造所 監査対象消費材 のり佃煮

監査した主な内容

  • HACCP認証取得等の管理システム導入について 
  • 異物混入防止のためのチェック方法
  • ライン洗浄に合成洗剤を使う理由
  • 事故記録簿、改善計画をみたい

主に以下のことが確認できました(概要)

目視検査作業の様子

  • 異物混入チェックの様子(原料の生ノリ)を監査した。目視主体とはいえ、照明や用具も工夫し、複数人で交互に点検していることがわかった。また、指摘を受けるとすぐに対応、常に改善の工夫をしていることも確認できた。
  • 原料がシンプルなのと洗浄にお湯を使うので 洗浄剤自体を本来あまり使わないのだが、しらすのつくだ煮を煮た釜だけはしらすの脂分やにおいを取り除くために合成洗剤を使用している。過去の監査でも指摘を受け、せっけんを使ってみたこともあるが、石鹸カスの問題から合成洗剤を選択した。現時点では合成洗剤を使っているが、合成洗剤にかわるいい洗浄剤や洗浄方法がないか模索中であることを今回現地監査で確認できた。
  • 今回の監査のきっかけとなった当コモンズ組合員の事故事例の対策は、現在では改善されすでに使われていないものだった。
  • 異物が「毛髪状」のものであった場合、化繊か毛髪か や、毛髪の場合 混入が加熱の前か後かまで調べることができる検査体制が整っていることを確認した。

主な監査意見・感想など(概要)

  • 製造ラインの随所で改善のための工夫が見受けられ、また指摘を受けるとすばやく対応していることがわかりました。異物混入を防ぐためにいろいろ工夫をしたり、二重三重に点検していることも確認できました。リユース瓶の劣化による破片混入について、ふたをしてから破損した場合発見する手立てがないこと、そのため 瓶の扱いと点検には非常に神経を使っていると伺い、私たち組合員もリユース瓶を丁寧に扱うようもっと広報などでよびかける必要性を痛感しました。
  • 環境への配慮の点からも合成洗剤は使わないにこしたことはないと私たちは考えていますが、今回の監査でせっけんを使うことの難しさもわかりました。Rびんの破損問題も含め、消費材生産者の間では共通の問題点だと思われるので、生産者間での原料調達のみならず 情報共有も進めていったらどうでしょうか。
  • 「のり」産地として、海の環境を守るためにも地域ぐるみで積極的にせっけん利用運動をしてほしいと思います。
  • 工場内を案内して頂く際の私たち自身の身支度について、「工場で働く人と同じように」と言われたわりにはチェックが甘かったように後から振り返って思いました。他の食品生産者への監査ではとても厳しくてなかなかすぐには入室できないこともありました。普段の身支度での埃・毛髪等の混入防止策がどの程度徹底されているのかの判断が難しくなるので 監査者にも遠慮なく厳しくして下さい。

監査後の活動計画

  • 事故報告が生産者に届かなかった原因究明と消費材アクションカードへの回答方法の見直し(処理の流れの再確認と、再発防止策)。
  • 自主監査報告・Rびんの扱いに関する注意呼びかけの広報紙への掲載・のりのつくだ煮使い切りレシピ集。
  • ノリのつくだ煮小袋(預かり品)についてのアンケート実施と集約結果についての検討。

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