おおぜいの自主監査
「生活クラブ愛知」による「
わたらい一番茶煎茶」の監査
監査実施日:2009/11/16
| 監査者 | 生活クラブ愛知 フルーツバスケットエリア |
監査参加人数 | 5 |
|---|---|---|---|
| 監査対象生産者 | (株)新生わたらい茶 | 監査対象消費材 |
監査した主な内容
- 工場の衛生管理状況の確認。
- 製造工程の確認。
主に以下のことが確認できました(概要)

- 工場の洗浄は茶葉の性質上、油脂成分がないこと、湿気を嫌うことなどから、水・石けん・合成洗剤を使わずエアーで飛ばしていることが分かりました。
- 衛生管理に関しましては、衛生管理規程を定め、従業員にも徹底されていることを確認しました。
- 防虫防鼠対策では薬剤を使用せず、飛来昆虫捕獲機、防鼠用粘着シートを設置し、月に1度の定期検査、交換の記録を確認しました。
- 袋詰め工程の目視ライン作業では、過去の異物混入事故を踏まえマニュアルを見直し、目視ラインのベルトの速度の上限を具体的な数値で決めたり、基本的に2人1組とし、1名が席をはずす時はベルトのスピードを遅くしたり、個人の能力に合わせた速度にするなど、より細やかに対応されていることを確認しました。
- 原材料(荒茶)の残留農薬検査資料により、残留農薬不検出を確認しました。圃場が慣行栽培に隣接する場合、隣接する部分から1mは商品化していないことを確認しました。
- 生産者グループに対し、除草剤の禁止が徹底されていることを、資料により確認致しました。
主な監査意見・感想など(概要)

- 手作りの堆肥で健康な茶樹を育て、安全なお茶を作るために害虫駆除を農薬に頼らず手作業で行っていることを高く評価します。
- 安全性を守る他、作業の効率化に向けた大型乗用摘採機の購入や、それに伴う茶園の整備、また 伊勢茶リフレッシュ運動における茶樹の改植など、目前にある課題に向けた努力を評価します。
- 06-1-A-02 「食品が直接触れる製造工程資材の溶出試験の実施」に対して、溶出を促すような工程はなしとの判断で試験の実施はありませんが、茶葉が直接触れる目視ラインのベルトの材質など、製造メーカーへの調査を要望します。
- 異物の識別を容易にするため、ベルトの色を明るい色に替えることを提案します。
- 床などきれいに掃除されていましたが、梱包前のダンボールや作業中の茶袋に埃がついてるものも見られました。茶袋は、加工工程では床に直置きでしたが、埃などがつかないようパレットなどに乗せることをご検討下さい。
- ラジコンヘリでの農薬散布は地域との兼ね合いもありますが、今後も中止へ向けて協議努力をお願いします。
監査後の活動計画
- 愛知単協20周年記念イベントで自主監査の様子をパネルで紹介し、参加者にわたらい茶を味わってもらい利用を呼びかけます。
- 消費委員会ニュースで、エリア組合員に報告します。


