おおぜいの自主監査
「生活クラブ埼玉」による「しいたけ」の監査
監査実施日:2009/11/17
| 監査者 | 生活クラブ埼玉 川口ブロック消費委員会 |
監査参加人数 | 7 |
|---|---|---|---|
| 監査対象生産者 | JAちちぶ | 監査対象消費材 | しいたけ |
監査した主な内容
- グループ内で栽培方法は統一されていますか。違うのであれば、その理由を教えてください。
主に以下のことが確認できました(概要)
- 生産者の住む場所(気温差や日照時間)が異なり、しいたけを育てる環境が違うので、栽培方法は統一されていない(できない)ことを確認しました(同じ菌種でも育てる環境によって育つ場合と育たない場合がある)。
- 秩父近隣の森林組合が原木(ナラやヒノキ)を以前は作っていたが老齢化のために止めてしまったことで、現地で原木をそろえることが難しい状況であることを確認しました。そして、一部福島県から買っていることを確認しました。
- 廃材のホダキは燃料(冬場のしいたけハウス内の薪ストーブ燃料)として使用され、残りはおがくずとして再利用するために売却されていることを確認しました。
- しいたけの傘は、生活クラブ規格通り40㎜~80㎜の大きさの混合サイズで選別していることを確認しました。
- 収穫時期に合わせて夏菌、冬菌、中薗や気温の高低の好みによって高温菌・中温菌、低温菌など数十種類があることを確認しました。それらの菌によって味や風味は特に変わりはないが、形が変わることを確認しました。
- しいたけの流通量は原木栽培が全体の20%で、それ以外は場所を選ばないでできる菌床(きんしょう)栽培が主流になっている現状を確認しました。
- 空欄になっていた自主基準登録書の「地域社会との共同による問題解決」は実施していない(△)であることを確認しました。
- 収穫のタイミングは、見た目の大きさであることを確認しました。
- 包材は、通気性がよく傷みを少なくするためにネットを使用していることを確認しました。
主な監査意見・感想など(概要)
- 地域の婦人部の方が廃油から作った石けんを手洗いに使っているそうですが、台所や洗濯でも石けんを使い、“サワガニ”や“ホタル”のいる環境を守ってください。
- 後継者がいて、家族で協力している姿を見ることができました。「作りやすい菌床栽培ではなく、味・風味の富んだ原木しいたけ」を私たちは食べ続け、生産者を応援していきたいと思いました。
監査後の活動計画
- ブロック、支部の機関紙やHPで組合員に報告し、原木しいたけの利用を呼びかけます。


