おおぜいの自主監査
「生活クラブ愛知」による「
トマトケチャップ」の監査
監査実施日:2009/11/25
| 監査者 | 生活クラブ愛知 名古屋東エリア消費委員会 |
監査参加人数 | 7 |
|---|---|---|---|
| 監査対象生産者 | コーミ(株) | 監査対象消費材 |
監査した主な内容
- 除草剤の使用状況(自主基準連番73)。
- 防虫・防鼠対策(自主基準連番75)。
- 製造工程資材の化学薬品成分溶出試験への可能性(自主基準連番79)。
主に以下のことが確認できました(概要)

- 原資材搬入付近および従業員移動に係る動線付近はコンクリートで固められており、除草の必要の無い環境でした。それ以外の工場周辺の除草は、できるだけ人の手でやっており、手の届かないところはバスターという家庭用薬剤を使用していました。
- 工場で使用する水は、木曽川の伏流水を使用しており、企業として東海地区農林水産関連企業環境対策協議会に所属し、環境に関する行政情報を取得し、使用する薬剤は、環境負荷の少ないものを使用するなどして、地下水系環境保全のために努力していることを確認しました。
- 排水は、活性汚泥でろ過して、安全な状態で流し、たまった泥は水分を減らして半分は産廃に出すが、残りの半分は肥料業者(豊田のなたねプロジェクト)等に提供していることを確認しました。
- 原材料検査について、微生物検査、化学物質残留検査等の検査は行っていないが、すべての原材料確認のため、企画書は年1回更新していることを確認しました。
- 防虫のため、入り口には誘引灯を設置し、虫の数、種類をチェックしていて、さらにクリーンカーテンも使用し、工場内の気圧を高くして、虫が侵入しにくい環境を作っていることを確認しました。
- 今年の加工用トマトの生産状況は、愛知県は反収5トンを超えて良好だったが、もうひとつの産地がある宮城県では反収3トンと量は少なかったが、将来的には、2産地で1200トンまかなえるよう努力していることを確認しました。
- イージーオープン機能については、内容物漏れの苦情を防ぐため、締めはかたくせざるを得ず、キャップが適切に締められていることを確認する検査機が対応していないため、今のところキャップの変更は見合わせているとの説明でした。
主な監査意見・感想など(概要)
- 国産トマト確保のために、地場生産者や他県の生産者と協力して収量拡大のために努力していることを評価します。
- 防虫対策や異物混入防止対策などは、機械だけに頼るのではなく、人の手も最大限に活用しながら行われていることを評価します。
- 現状の上白糖に代わる、生活クラブ提携先の原材料への変更の可能性について、引き続き検討をお願いします。
- 金属製スプーンなどによるかすかなキズで、リユースされずにカレットにまわされる多くのびんを実際に目にし、再利用可能なビンをやさしく扱う必要性を痛感しました。今後、組合員には、ビンへの負担が少ないシリコンスプーンの利用を広めていく活動をしていきたいと思います。
- トマトケチャップなどを通すチューブ管など消費材に接する材質チェックに関しては連合会に生産者から確認をお願いしているとのことでした。材質検査結果が確認できましたら、報告をお願いします。
監査後の活動計画
- 12月9日に監査メンバーが集り監査報告書作成を行いました。
- 東エリア消費委員会ニュース「イーストパクパクマニア」にて自主監査の活動状況結果等をお知らせ。
- 1月25日 新年交流会にてコーミ(株)をお招きして参加者に監査報告及び利用結集を呼びかけます。


