おおぜいの自主監査
「北東京生活クラブ」による「
小麦粉薄力タイプ」の監査
監査実施日:2009/11/27
| 監査者 | 北東京生活クラブ まちあらかわ運営会議 |
監査参加人数 | |
|---|---|---|---|
| 監査対象生産者 | 日東富士製粉(株) | 監査対象消費材 |
監査した主な内容
- 小麦粉薄カタイブの原料管理、製造工程、製造環境、廃棄物処理等について監査する。
主に以下のことが確認できました(概要)
- 原料である小麦のトレーサビリティーが確立していない点ですが、これは流通上の問題が原因です。小麦は、個々の生産者から農協の共同施設に集荷される際にまとめて保管され、さらに船便の段階で農協の区分もできなくなり、トレースは困難です。
- 国産原料の確保について。
今年は天候不順で、北海道産小麦の出来高が予測の7割方でした。日東富土製粉では国産小麦100%を希望する契約者に対しては最優先で供給してくれるとのことで、安心です。 - 小麦を挽いた状態のものは、何段階かに分けて目の大きさも様々な箭にかけられます。ふるい上に残ったオーバーについてもチェックしますが、大半は粉だまです。
- 生活クラフ消費材の専用ラインがないとのことで、ラインの洗浄方法も確認しました。粉末を扱うラインは水洗いができず、代わりに粉を粉で洗い落とす共洗いの方法をとっています。この時発生した初造品は家畜のエサ用に回され、廃棄されることはありません。
- 製品の品質を保つ態勢も万全です。原料の小麦は規格に適合したものを厳選し、小麦粉薄カタイプの場合は、色と香りのチェックを行います。それ以外のミックス製品などは、実際に調理した後の官能検査も行います。
- 事故についても確認しました。過去2年間で、包材のシール不良、プラスチック片、黒い微粒子混入が報告されましたが、それぞれシール温度確認と設定値の見直し、工場外での混入、黒い粒は微少なふすまでした。
主な監査意見・感想など(概要)
- 後になって気づいたことですが、残念なことがあります。今回の自主監査対象は「小麦粉薄カタイプ」であったにもかかわらず、肝心の製粉工程を見せていただくのを忘れてしまいました。見せていただいたのは、ミックス製品の工程および、小麦粉薄カタイプの袋詰め工程だけでした。この点は双方が注意すべきことであったと思います。
- 工場設備および製造環境は、非常に整備され清潔な印象を受けました。
- 品質管理においても、最新の注意が払われていました。ただひとつ、品質検査の部屋を案内していただいた時、検査台上にミックス製品検査の試作品に使われたと思われる調理品が、山積みに放置されていたのが気に掛かりました。
監査後の活動計画
- まちの広報紙「すまいる」に、小麦粉薄カタイプのレシピを掲載して利用を呼びかける。
- これまで、「すまいる」に掲載された、小麦粉薄カタイプのレシピをまとめ、消費材の配達時に各組合員へ配布する。
- 生産者交流会にて、小麦粉蒲カタイプを使ったパンケーキを試食してもらい、粉のおいしさを実感してもらう(レシピ配布)。


