おおぜいの自主監査
「23区南生活クラブ」による「かぶ」の監査
監査実施日:2010/02/02
| 監査者 | 多摩南生活クラブ 多摩南やさいチーム |
監査参加人数 | 5 |
|---|---|---|---|
| 監査対象生産者 | 町田地場生産組合 | 監査対象消費材 | かぶ |
監査した主な内容
- 農法;施肥の素材となる畜糞・剪定枝チップはどのように手に入れているのか、また購入の場合の価格など確認させてください。
- 農産物データに関して;栽培・防除計画は記載されていますが、実際に栽培した記録はどうであったか確認させてください。
- 自主的努力項目の確認;(1)要改善農薬の削減に関して産地として研究・努力された経過と、3年の成果、要改善農薬削減の到達点について具体的に教えてください。(2)前年の努力項目としてめあわせ会の実施とありますが、頻度・参加者について教えてください。
- 今年度の努力項目についての状況を教えてください。
主に以下のことが確認できました(概要)

- 事前の質問に対する回答を補足して頂き、栽培状況・種子の現状などについても理解を深めることができ、農産物への興味を深めることもできました。
- 栽培記録・農産物データの意味と見方について確認し、播種時期ごとのデータとして示されていることがわかりました。基準書の記入についても厳密に判断されていることを確認しました。3年間以上の栽培履歴の公開については、各生産者の作付け(播種)ごとに記録をとる煩雑さがある中、記録は保管され必要があれば開示される体制にあることが確認できました。
- 3年間産地として取り組んだ要改善農薬削減活動の詳細を聞き、産地・生産者の取組状況・努力などを確認できました。同時に、今後の課題についても共有できました。
主な監査意見・感想など(概要)
- 雪のため圃場の確認ができない中、多くの生産者の参加で、有意義な時間を持つことができました。「3年間以上の栽培履歴の公開」、「露地栽培の推奨と施設栽培の許容と水耕栽培の禁止」・「トンネル・マルチ・ネット使用による農薬削減」・「園芸施設の加温の禁止」など、記入の仕方・内容について見直す必要があると思いました。「3年間以上の栽培履歴の公開」については、産地との状況確認で、「露地栽培の推奨と施設栽培の許容と水耕栽培の禁止」から「園芸施設の加温の禁止」については、連合会で質問の意図・内容の重複などについて検討されるといいと思いました。
- 要改善農薬削減活動では、一定の成果を得、手ごたえを感じていること、産地をあげての取り組み状況等、確認することができました。しかし、播種時期による病虫害の発生に関しては、気候に関係するものも多く、今現在の対応はできたものの今後については新たな課題が出る可能性があるとも聞き、作付け時期の調整・農法の検討など、継続して取り組んでほしいと思います。
- さらに、次年度以降はコア産地として、継続した事故品の削減も重要な課題とし、私たち組合員と共に行う活動に、取り組んでほしいと思います。
監査後の活動計画
- 多摩南ブロック広報紙・HPなども活用し、大勢の組合員に生活クラブの青果物の取組み、産地の努力を伝え、食べて支える大切さをアピールして行きます。
- また、生産者との関係を多くの組合員が実感できるよう、今年度実施している生産者カードを集めてみようキャンペーンを3月まで活用します。その成果としての組合員の声を生産者に伝えます。
- さらに、次年度の新たな活動に向け、生産者との関係をより深める活動に取り組みます。デポーも活用し、生産者が身近に感じられる機会と場つくりを行います。


