おおぜいの自主監査
「23区南生活クラブ」による「
スパゲッティ1.8mm」の監査
監査実施日:2010/03/12
| 監査者 | 23区南生活クラブ まち港.品川宿 |
監査参加人数 | 7 |
|---|---|---|---|
| 監査対象生産者 | (株)ニューオークボ | 監査対象消費材 |
監査した主な内容
- 製造上、数値化できないノウハウがあり、その伝達に苦慮なさっていることがわかりました。現時点ででている成果と、今後のマニュアル化などに向けての対策や問題点を現場でみせていただきたいです。
- 新工場設立と新しい機械の導入という、大きな変換期であるということを理解します。 今の工場を具体的に見せて頂き、問題点と、今後改善される点、そのために努力なさっている点、新たに出てくるだろう問題点などを可能な範囲で共有させていただき、今後に向けたハード面の監査を希望します。
主に以下のことが確認できました(概要)
- 2009年9月より年2回購入先日本富士製粉(株)工場の主要原料(デュラムセモリナ粉)の供給元点検を実施していることを口頭で確認しました。次回5月実施予定。次年度更新時に「×」→「○」に変更することを確認しました。
- 過去1年間の異物混入事故については、イカリ消毒㈱からの異物混入に関する調査報告書を確認しました。出荷前の麺に、練り機で使用している食品用機械油が付着したのではないかとの内容を確認しました。アルコール消毒で対処していると口頭で確認した。
- 防虫・防鼠対策の為、年4回イカリ消毒(株)が消毒に入っていることを確認しました。鼠等の侵入を防ぐために光が漏れている仕切りにフイルムを張っていることを口頭で確認しました。
- 食品が直に接触する製造工程資材の溶出試験の実施については、メーカーからの報告書『プラスチック製容器・機器のMSDSに関して』にて通常の取扱い状態においては安全であることを確認しました。
- 近隣の工場で使用している地下水から、シアン化合物が検出されたため、今年より年2回(5・11月)水質検査を実施することを確認しました。
- 対外品について、消費材と別の日にしており、混入の可能性が低いことを確認しました。
- 建物の老朽化にともない新工場用地を探している。現在工場があるところは、住宅地のため建て替えはできない。機械に関しては、手作業を行っているところでの安全性や洗浄しやすいものをと考えイタリア製の物を検討中で見積り等依頼していることを口頭で確認しました。ISOの審査の準備していることも確認しました。
- 製造機洗浄については、工場内は銅・鉄でできているものが多く、水洗いによる洗浄ができない。ブラシで掃いてから、塩素を浸したもので拭いてから水ぶき、アルコール消毒という方法をとっている。新しい機械では、水洗いを含め検討中ということを確認しました。
(自主基準登録の回答における訂正などは省略。)
主な監査意見・感想など(概要)
- スパゲティー移動時に、直に入れているビニール(1日使用したら処分)の安全性が未確認のため、 ビニール袋の検査をお願いします。
- スパゲティーに触れるところでアルコールを何回かスプレーしていました。スパゲティーにおけるアルコール残留度合が気になりました。検査をお願いします。
- 特別な機械を使用しているので、従業員の方への安全に対するより一層の配慮をお願いします。
- 工場を拝見して、無添加物の好きな虫・鼠対策にはなお一層の努力をお願いいたします。
今回自主監査をさせていただき、改めてニューオークボさんの志の高さを感じました。将来に向けいろいろなことがあると思いますが、この素晴らしい手作りの本物を、いつまでも、たくさんの人に食べてもらいたいという気持ちになりました。ありがとうございました。
監査後の活動計画
- かわら版・食会議・まち大会・ちいき大会・その他企画の時に、報告します。


