おおぜいの自主監査
「生活クラブ千葉」による「
マーガリン」の監査
監査実施日:2010/9/3
| 監査者 | 生活クラブ千葉 京葉ブロック八千代支部消費委員会 |
監査参加人数 | 6人 |
|---|---|---|---|
| 監査対象生産者 | 月島食品工業(株) | 監査対象消費材 |
監査した主な内容
- 原材料について
- 合成洗剤の使用割合・排水・リユース等の環境保全について
主に以下のことが確認できました(概要)
- マーガリンを800種類以上製造し、9割が業務用であり生活クラブのマ-ガリンは月島食品工業㈱の売り上げのわずか1%であるとのお話を伺いました。また、マーガリンは業務用と同じラインで製造されていることを確認できました。
- 現状、フェアトレード認定されたパーム油は無いと思われるが、消費者側からの労働条件などに対する国際的な枠組みなどの構築や乱開発の防止などについて関係機関・関係団体への働きかけを行っていくべきとの意見をいただきました。また、輸入原材料であっても責任を持って自社で精製・品質管理を行っていることを確認できました。
- 食品が直接触れる製造工程資材類は食品衛生法に合致したもの、オールステンレスでできており、製造ラインのつなぎ目に使用されていることを確認できました。
- 水の使用で一番多いのが製造機械の"洗浄水"で、洗浄頻度を削減する為に製造予定の効率化・計画生産を行っている。洗剤の種類などの検討も行い、濯ぎ水をすくなくするような取組も継続的に行っていることを確認しました。さらに、妙見島内の企業と月1回集まりがあり、清掃活動を行っていることを確認できました。
- 食堂などで使用される手洗い用石鹸(薬用殺菌洗浄剤)は、食品工場専用の薬用殺菌洗浄剤で、トイレでも使用しており、"シャボネット石鹸液ユ・ム"であることを確認できました。
- 工場のラインでの平面ダンボールの組み立て、マーガリンの箱詰めが機械化されているため、ダンボールの再利用またはリユース・コンテナへの切り替えについて、難しいことを確認できました。
- 原材料検品の際、規格書で確認するのみで、トレーザビリティーが難しいことを確認できました。
監査意見・感想など(概要)
- パーム油の原料確保について、フェアトレード認定されたものを利用できるよう関係機関・関係団体へ働きかけを行っていかれる事を強く望みます。今後、一緒に検討して行きましょう。
- 次回監査を行う方に、"どのように精製が行われているのか?"確認していただきたい。
- 現在利用されているシャボネット石鹸液より環境に優しいものの利用を検討してください。また、食堂では食べる側の方・トイレ等製造上問題とならないところでは、環境に配慮したせっけんの利用を検討してください。
- 製造ラインでの洗剤の種類・濯ぎ水の削減量の比較を、今回確認できませんでした。次回監査を行う方に確認していただきたい。
- 監査の道具にある製造工程図の"乳化"について素人でもわかりやすい説明を追記してください。
- 生活クラブの"マーガリン"は月島食品工業㈱全体の売り上げの1%とわずかであるにもかかわらず、原材料から自社で精製・管理されていると聞き、とても嬉しくまた感謝の気持ちで一杯でした。


